モテサク新作,衝撃の第一章のナカミをチラ見

[`evernote` not found]
LinkedIn にシェア
LINEで送る

「天気と気象について
わかっていること いないこと」
ベレ出版

筆保 弘徳 (著, 編集), 芳村 圭 (著, 編集), 稲津 將 (著),

吉野 純 (著), 加藤 輝之 (著), 茂木 耕作 (著), 三好 建正 (著)

http://amzn.to/ZM8wiX

7人の若手研究者仲間で一気に創りあげた,

新作がいよいよ発売まであと1週間になりました.

我ながら楽しみ過ぎて,もう待てない!

ので,ひとりずつ執筆者の方を紹介しながら,

カウントダウンしていきます(・∀・)

第一章「温帯低気圧」の執筆担当は,稲津將さん.

f:id:motesaku:20130410125150p:image

先週末も爆弾低気圧が全国的に大荒れの

天候をもたらして通りすぎて行きましたが,

この季節において最も身近な気象,

温帯低気圧”から本書の話は始まります.

温帯低気圧なんて,身近過ぎて,あなたは,

大体わかった気になっているかもしれませんね.

しかし,その温帯低気圧
稲津さんの手にかかると,

ここまで刺激的で
ドラマチックで
驚きに満ちた存在なのか!,

と衝撃の連続です.

読み物としての軽妙さ,

玄人でも唸るほどの奥深さ,

これ以上の出だしはない,

という強烈なインパクトのある

第一章になっています.

目次を見ただけで彼の鋭すぎるセンスに,
僕は一緒に執筆作業を進めていて圧倒されました.
というわけで.
出だしからコレですから.
およそ,今までの気象関係の書籍とは,
完全に一線を画した路線であることは,
間違いありません(・∀・)

1. 温帯低気圧の研究 【稲津將】

1.1 気候系の「ホットスポット

・気候系の「ホットスポット

・わかってきた中緯度海洋の役割

・前線と前線

・史上最大の土木工事、
あきらめ、シミュレーション

1.2 真冬のなぞ、爆弾のなぞ

温帯低気圧の存在意義

・チャーニー理論ダイジェスト

・日本の真冬の特殊性

・(正)爆弾低気圧 (誤)爆弾高気圧

1.3 温帯低気圧のゆくえ

・尾行と張り込み

温帯低気圧トラッキング「世界大会」

・最新型トラッキングの威力

・未来の温帯低気圧予測の挑戦!

f:id:motesaku:20130410125154p:image

motesaku
気象楽者 海洋研究開発機構 研究員 東京学芸大学教員養成課程 非常勤講師(地学実験・気象楽プログラム担当) 39歳 気象楽者。 2012年「梅雨前線の正体(東京堂出版,2015年現在3刷り)」を上梓し、気象学を童話的ストーリーで「文系だから・・・」と苦手意識を持つ人達にこそ伝え、楽しみ、共に考える取り組みを始める。 しかし、ただ親しみ、楽しむだけでは、天気・気象に「受け身」のまま、情報に振り回されてしまう人が多いことに気付き、「能動的」に天気と付き合い、向き合うための活動として、「サイエンスパフェ」を始める。 2013年「天気と気象についてわかっていることいないこと(ベレ出版)」を上梓し、気象学と日常生活を楽しみながら能動的に結びつけるための方法を提案する。 2014年4月「ニコニコ超会議・ニコニコ学会β」に登壇し、4万人の視聴者の前で「JAMSTEC・・・大丈夫か」と心配される。 NHK教育テレビ「学ぼうBOSAI」の出演・製作を経験し、災害情報発信の在り方を模索する中、講演依頼の増加に伴って、全ての人が災害を倒すためにできることに向き合う「災害バスターズプログラム」を立ち上げる。 生い立ちや赤裸々なプライベートはこちらを。 モテサク伝説@storys.jp

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください