「天気と気象について
わかっていること いないこと」
ベレ出版
筆保 弘徳 (著, 編集), 芳村 圭 (著, 編集), 稲津 將 (著),
吉野 純 (著), 加藤 輝之 (著), 茂木 耕作 (著), 三好 建正 (著)
7人の若手研究者仲間で一気に創りあげた,
新作がいよいよ発売まであと1週間になりました.
我ながら楽しみ過ぎて,もう待てない!
ので,ひとりずつ執筆者の方を紹介しながら,
カウントダウンしていきます(・∀・)
第一章「温帯低気圧」の執筆担当は,稲津將さん.
先週末も爆弾低気圧が全国的に大荒れの
天候をもたらして通りすぎて行きましたが,
この季節において最も身近な気象,
”温帯低気圧”から本書の話は始まります.
温帯低気圧なんて,身近過ぎて,あなたは,
大体わかった気になっているかもしれませんね.
しかし,その温帯低気圧,
稲津さんの手にかかると,
ここまで刺激的で
ドラマチックで
驚きに満ちた存在なのか!,
と衝撃の連続です.
読み物としての軽妙さ,
玄人でも唸るほどの奥深さ,
これ以上の出だしはない,
という強烈なインパクトのある
第一章になっています.
目次を見ただけで彼の鋭すぎるセンスに,
僕は一緒に執筆作業を進めていて圧倒されました.
というわけで.
出だしからコレですから.
およそ,今までの気象関係の書籍とは,
完全に一線を画した路線であることは,
間違いありません(・∀・)
完全に一線を画した路線であることは,
間違いありません(・∀・)
1. 温帯低気圧の研究 【稲津將】
1.1 気候系の「ホットスポット」
・気候系の「ホットスポット」
・わかってきた中緯度海洋の役割
・前線と前線
・史上最大の土木工事、
あきらめ、シミュレーション
1.2 真冬のなぞ、爆弾のなぞ
・温帯低気圧の存在意義
・チャーニー理論ダイジェスト
・日本の真冬の特殊性
・(正)爆弾低気圧 (誤)爆弾高気圧
1.3 温帯低気圧のゆくえ
・尾行と張り込み
・温帯低気圧トラッキング「世界大会」
・最新型トラッキングの威力
・未来の温帯低気圧予測の挑戦!