Pre-YMC観測期間中のMJO通過時に 劇的に発達したスマトラ西岸沖バリアレイヤーの形成過程

2017年度日本気象学会秋季大会 講演要旨 茂木耕作・勝俣昌己・米山邦夫・安藤健太郎・長谷川拓也 (海洋研究開発機構) 1. はじめに 2015年11月から12月にPre-YMC観測キャンペーンの一環としてスマトラ島西岸約55km沖合(南緯4度、東経102度、水深500-800m)で観測船みらいによる定点観測が行われた。当該海域では、継続的な日変化対流によって海洋表層の水深20mまでが極めて低塩分であり、強い表層の成層構造によって海面水温が上がりやすい。また、沖合200㎞ほどにある海嶺構造によって外洋と隔てられているため、流速が極めて小さい(0.2m/s以下)。こうした特徴の海域における大気海洋相互作用の具体的な過程はほとんど研究がなく、また、海洋モデルにおいても表現しにくいのが現状である。 Pre-YMC観測後半ではMJOの通過が捉えられ、同時に海洋の塩分成層によって形成されるバリアレイヤー(等温層深と等密度深の差)の劇的な発達が観測された。12月13日の24時間でバリアレイヤー層厚は5mから60mになり、17日までの5日間で最大85mまで急激に発達した。本研究では、バリアレイヤーの形成過程について、MJO到来前までの表層の淡水流入とMJO到来後の塩分成層の鉛直混合の影響を中心に調べた。 2. 結果 図1は、観測船「みらい」の定点における密度と塩分鉛直傾度の鉛直時間断面である。ここでは、10mを参照深度として等密度層深度(MLD、⊿σ(S, T+0.2℃)、破線)と等温層深度(ILD、⊿T=0.2℃、点線)で定義し、0-10mの表層にも強い成層があるため、10mと6mの密度差から表層淡水化指標(図1aの上部の棒)を設定した。 ILDの変動に注目すると、12月13〜17日までのMJO以外に、11月26〜30日と12月4〜7日の2回の大気擾乱に伴う深度増加が見られる。一方で、MLDはMJO以外ではほとんど変動していない。これは、参照深度とした10mよりもさらに浅い表層の淡水化によって強い塩分成層が維持されていたためだと考えられる。すなわち、MJO以外の弱い大気強制では、表層の温度成層のみが緩和されてILDは20mほど深まるが、塩分成層が解消しきらないためにMLDが深まらず、20mほどのバリアレイヤーが形成されている。 しかし、MJOの西風バースト(地表風速約10m/s)に伴う強い大気強制によって、表層の塩分成層も解消され、MLDがILDの一日遅れで深まっている。表層に強い塩分成層がある場合は、このMLDとILDの深まりの時間差が生じるため、結果的にバリアレイヤーの急激な発達が起こると考えられる。 そうしたバリアレイヤーの形成過程は、水平移流や水平流シアの小さい条件下で、鉛直混合が主要であったことと整合している。図1bは、塩分鉛直傾度時間変化項で、バリアレイヤーが厚くなる期間には、上層に負、下層に正のペアが現れている。これは、上層の塩分成層の緩和分を鉛直混合によってより下層へ輸送する過程と整合する分布である。さらに、淡水流量の正負の変動(図1b上部の棒)とも整合的であり、この海域の海洋表層が鉛直一次元的に大気に応答していたことを示している。 図1:研究船「みらい」のCTD(3時間毎) による深度時間断面図(a)密度(kg/m3)、(b)塩分鉛直傾度の時間変化(×10-1 psu/m/day)。(a)の上部は、水深6-10mの密度鉛直傾度(kg/m4、表層淡水化指標、右軸)、(b)の上部は、淡水流量(×10-1 m/day、降水と蒸発量の差、右軸で海洋に流入する成分を正)を示す。破線と点線は、水深10mを基準に0.2℃相当の密度差で定義された混合層、水温差0.2℃で定義された等温層。太い実線は、29℃の等温線で示されている。全ての変数は、潮汐変動を除くために24時間の移動平均をかけた。 3. まとめ Pre-YMC中に捉えられたMJO通過時のバリアレイヤーの形成過程として、MJO到来前までの表層の淡水流入とMJO到来後の塩分成層の鉛直混合の影響を中心に調べた。MJOの西風バーストに伴う強い大気強制によって、ILDは一気に深まったが、表層の強い塩分成層があったため、MLDの深まりは一日遅れになり、バリアレイヤー層厚が増大した。こうした一連の過程は、現状の海洋客観解析では、表層の鉛直分解能が不十分なためにうまく表現されていない。また、観測解析においてもMLDやILDの参照深度10mとする場合が多いが、0-10mの層における成層の強さによって過程が異なることを考慮した解析が今後必要である。

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科学とはこういう事だ、という迫力と凄みの詰まった渾身の一冊

  「雨はどうやってできるの?」という素朴な疑問を人は古代から繰り返し抱き、今なお検索フレーズで300件以上が完全一致でヒットしている。   この純粋な疑問のパワーが如何に強力であり続け、結果として、科学が古代からどのように論争を繰り返してより良い結論に近付こうとし続けてきたのか、その壮大なストーリーが綴られるこの本は、知識や見解や課題だけを解説するものとは完全に一線を画した傑作である。     科学が世界で最も信頼される理由は、単なる思い込みの科学信仰ではなく、「決して断絶せずに失敗も成功も含めて知恵を積み上げてきた歴史の長さと連続性」にこそ、信頼の根拠が置かれているとモテサクは思う。   多様な価値観の人々が共有できる事実から出発して、自由に失敗し、成功し、論争し、検証を重ねる事によって、1人の人間には、決してなし得ない全体としての謙虚さを維持しているのが、科学だ。   科学だから盲信すればいいのではなく、科学だからこそ謙虚さを要求され続けるが故に生まれる信頼感があるという事。     それが、「雨はどうやってできるのか?」というシンプルな疑問を300ページも要してひたすら古代からどのように挑まれてきたのかが描かれる、すごい本です。   三隅さんの人柄通り優しい筆致ながら、科学とはこういう事だ、という迫力と凄みの詰まった渾身の一冊。  

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沖縄の梅雨をややこしくする境界線

今年の梅雨は、6月半ばになってもなかなか梅雨前線が北上してこなくて、まだ沖縄の南で横たわっています。   6月半ばというと、沖縄の梅雨はそろそろ明けてもいい頃合いなのですが、随分な暴れっぷりで、残念なことにAKB48総選挙のビーチ開催も中止になってしまったようです。   ところで、こんな状況でよく見られるのが、モテサクが10年前に発見した「水蒸気前線」。 当時のモテサクはヤツが現れるたびに「またまた出現!」とはしゃぎまわっていましたが、10年もたつと気象予報士の中でも覚えててくれてる方が増えて、逆に出現報告をしてくださることも。   大陸の夏と南洋の夏がせめぎ合ってできる境界線が、雨雲の列となって石垣や沖縄本島の付近に現れるのは、通常は5月が多いのですが、今年は6月半ばになってもまだ決着がつかずに揉み合っているようです。   この決着がいつどのように着くのか、そのとき九州や本州にどうやって梅雨前線が北上してくるのか、みなさんの自由な視点で是非おっかけてみてください。   雨雲レーダー:   気流分布:   梅雨前線の正体本文78ページ「モテサクの大発見!の巻」立ち読みPDF:   気象衛星ひまわりの雲画像:   気象庁天気図: http://www.jma.go.jp/jp/g3/images/jp_c/17061706.png

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ナゼ教育勅語は廃止されたの?〜教育基本法の制定の1年後に失効決議が衆参両院で全会一致だった理由〜

幸か不幸か教育勅語が再び注目を集め、僕らは良い面も悪い面も含めて改めて学び直すとても良い機会を得たと思います。 教育勅語の批判には内容的なものもあるけども、公式なものとしては、昭和23(1948)年6月19日の衆参両院の全会一致で排除失効決議がなされたことがあります。 教育勅語活用に野党反発=「国会決議違反」と抗議 時事通信 4/4(火) 15:09配信 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170404-00000077-jij-pol なるほど、たしかにGHQの占領下である中とはいえ、公式な決定で失効決議で廃止、とは、かなり大きな出来事です。 しかし、全会一致で衆参両院が決議する、とは、一体どういう経緯でのことだったのか、理由がいまいちぴんときません。 その経緯ずばりが、日米の公式文書および当事者インタビューが下記の書籍に淡々と記述されていました。 日本が二度と立ち上がれないようにアメリカが占領期に行ったこと 高橋史朗 著 http://amzn.to/2nNpjFB P155に教育基本法の制定 なぜ教育勅語は廃止されたのか という記述があり、公文書に基づく経緯が記されています。 戦後制定された教育基本法(現在の改訂がなされる前のもの)は、制定に携わった人物のインタビューによれば「新しくできた教育基本法の中に教育勅語の西進は引き継がれている」と証言されています。 条文を見てもその箇所は見受けられないのですが、実は、幻の前文があり、そこに「伝統を尊重して」という文言に始まる教育勅語を反映した部分がありました。 しかし、GHQのJ.C. トレーナーという教育課長補佐がその前文の削除を命じたため、教育勅語を反映した要素が失われました。 削除を命じたトレーナーの言い分は、「伝統を尊重する」というくだりはどういう意味かを日系人通訳にたずねたところ、「封建的な世の中に逆戻りするという意味だ」という個人的解釈を付け加えてしまったため、教育基本法と教育勅語は部分的に切り離されてしまった、ということです。 しかし、教育基本法が制定された際には、まだ教育勅語は廃止されておらず、相互補完的に扱われていました。 教育基本法が制定された当時の国会議事録からみると、 “「教育勅語と教育基本法の関係はどうなのか?」という予想質問に対する文部省の答弁は「教育基本法は法律、教育勅語は道徳」となっています。道徳が土台になって、その上に法律がある。だから教育勅語と教育基本法は補完併存関係にある。” となっていました。 ところが “昭和23年6月19日に衆議院と参議院は全会一致で教育勅語の排除失効決議を行っています。なぜ教育勅語が廃止になったのでしょうか。” それは、当時の文部大臣田中耕太郎の教育勅語に関する発言として 「戦争に負けたからといって教育勅語を改める必要はない。戦後も教育勅語は大事な指導理念である」 というものが、GHQの民政局に目をつけられたためでした。 GHQは当時徹底的に日本の内部の弱体化と無抵抗化を達成するための命令を無数に行っていたため、そのうちの一つとして下記の手がうたれます。 “ジャスティン・ウィリアムズという国会課長が衆議院と参議院の文教委員長を呼び出して、口頭命令で教育勅語を廃止するように命じたのです。 なぜ口頭命令かというと、指令として出すと公にわかってしまうからです。それではまずいと考えたのでしょう。口頭命令という世間にはわからないところで廃止を命じたのです。つまり、隠れた押し付けです。” これに限らずこうした押しつけは、日本国憲法制定から始まり、無数に存在し、最近流行った映画の「海賊とよばれた男」などの石油確保に対する圧力でも分かるように、今更目新しい話ではありませんが、当然、教育勅語廃止もそうだった、ということです。 “だから、日本国民は誰も、教育勅語の廃止が占領軍による命令だとは知りませんでした。日本人が自らの手で国会決議によって自主的に廃止したものだと思ってきたのです。” 参考の追記:2017年4月11日放送のプライムニュースでその経緯が同じように説明されています。40分目、および52分目からの馳前文部科学大臣と長谷川三千子埼玉大学名誉教授のやりとりが該当部分。 完全に、日本国憲法制定経緯とやり口が同じです。 しかし口頭命令なのにどうして裏付けられたのか? “私はそのジャスティン・ウィリアムズの文書をメリーランド州立大学にある「プランゲ・コレクション」の中から発見しました。プランゲというのは真珠湾攻撃を描いた『トラトラトラ』の原作者です。彼が寄贈した資料がメリーランド州立大学にあるのです。そこには、新聞も雑誌も図書もマンガも、検閲される前のものと検閲後にはっこうされたものがありました。また、なぜ検閲されるにいたったかを記した英文の資料がすべて含まれていました。 この「プランゲ・コレクション」は今日、日本でも公開されてみることができますが、私はメリーランド州立大学の大学院博士課程に在籍していた半年間、その「プランゲ・コレクション」を整理するアルバイトをやりました。これが私の占領史研究のスタートになりました。 そこでジャスティン・ウィリアムス文書を発見したのです。これは私のアメリカでの研究で一番劇的な発見でした。私が見つけた資料には「HRドラフト」と書いてありました。最初、HRは人名の頭文字可と思いました。しかし、HRという頭文字に該当する人物はいくら調べても出てきません。何の意味だろうと長い間考えていましたが、わかりませんでした。そのとき、ふと”House of Representatives”(衆議院)の略ではないかと思いつきました。それで「そうか!衆議院の教育勅語の廃止決議案なのだ」と気づきました。 その文書の下のほうを見ていたら、民政局のケーディスのメモがありました。そこには”Let’s go amended ink.”(修正したインクの案でいきましょう)と書いてありました。それが目に入り、修正したというのはどこを修正したのだろうとずっと文書を追っていくと、「詔勅の理念」という文字が目に飛び込んできました。 ” 結果として、ジャスティンから口頭命令を受けて、国会で教育勅語の失効排除を決議するに至ります。 しかしその決議も、あいまいさたっぷりのなんだかよくわからないもので、決議していて、実は、教育勅語そのものを断罪するような感じではありません。 「詔勅の根本的理念が主権在君並びに神話的国体観に基づいている事実は、明らかに基本的人権を損ない、かつ国際審議に対し疑義を【なしとしない】」 【なしとしない】という語尾、つまり、あるともいえるし、ないともいえる、うたがわしいと勘ぐられちゃうかなあ、、、ま、なきゃないでいいけど、ぐらいの言い回しで玉虫色にされているのです。 というわけで日本語ではGHQの口頭命令に対してそのまま「はい、その通りでございます」と受け入れるのではなく、決議はさせられちゃうのは仕方ないとして、内容は、全否定じゃない、というところでふんばろうとしたわけです。 ところが、GHQは決議の英訳で【なしとしない】に対応する”might”(mayかもしれないの過去形で濁す表現)を削除してしまい、「明らかに基本的人権を損ない、国際審議に対して疑義がある」と断定文にしてしまいます。 その結果、教育勅語には本来なんの法的拘束力ももともとなかったにも関わらず、憲法違反の詔勅ということになってしまったのです。 教育勅語のもともとの起草に関わった法制局長官の井上毅が山縣有朋総理に宛てた手紙の中で、「政治上の君主の命令ではなく、君主の私的な著作物である、公的な詔勅ではない」と意図を書いています。 起草にあたっては、キリスト教の教典的な戒律に近い強制的規範を書こうとした人物もいたようですが、井上毅はそれを明治天皇の名を使って国民に押し付けるようなことに断固反対し、さらに公的な命令的要素を極力排除して、社会一般の普遍的な道徳を明治天皇という権威の私的著作物、と位置付けました。 そうしたことが完全にGHQによってないがしろにされた結果、日本人自らの手で、自分達の大事にしてきた道徳規範を排除させられてしまったわけです。 こうした経緯は、教育勅語のような象徴的な文書として起草から廃止までの物証が残っているものであれば、検証が可能ですが、それが不可能なことがらも含めて、GHQは無数の圧力をかけて、日本社会全体を徹底的に弱体化し、制度や教育、住宅、言論、学術、工業などあらゆるところでアメリカに対する無抵抗化プログラムを埋め込んでいきました。 7年間のGHQ占領政策でそうした弱体化計画に特化した関連公文書だけで数万以上あり、全く逐一検証しきれていません。 効果をもたらしたプログラムもあれば、あまり意味がなかったものもあれば、やがて時が経つにつれて形骸化していったものもあれば、逆に時を経て余計に効果が強くなったと思われるものもあり、断定的に言えることはまだ多くありません。 しかし、GHQがそういう方針であった、ということは、間違いのない客観的な事実です。 全てそれのせいにしてしまっては思考停止ですが、その前提は常に頭に入れておかなければいけないことだということが、この教育勅語廃止の経緯からはっきりと理解できます。

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日本の科学技術関連予算は減っていないけど、現場は何故大変なのか?〜Nature記事のNHK報道から考えてみた〜

日本の科学技術関連予算は総額で減っていないし、論文の質も下がっていない。という文科省統計と相反するNature index 2017 Japanの記事がNHKで報道されていた。 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170323/k10010921091000.html ・研究予算額の推移。 ・研究予算の伸び率と他の予算の伸び率の比較。   ・論文一本当たりの予算額と論文の質を表す被引用度の主要国間比較。   現場の研究者の多くは、運営費交付金(組織ごとに当てられる経常経費・定年制職員人件費が大きい)が年々減っている、という現実に照らし合わせて、NHK記事に納得する面もある。   一方で、その減った分以上に競争的資金(科研費や委託など、任期制職員人件費も含むプロジェクト型予算)は増えており、トータルでは科学研究振興費として微増(約1.3兆円、うち文科省が0.87兆円)を続けている。   質の高い論文数がNatureインデックスではここ数年で減少している、という警告のようですが、主に、競争的資金への比重を一気に大きくしすぎて、運営費交付金という足腰の土台を支える環境の悪化が原因です。   施設の老朽化、電気代含めた維持費の高騰、研究者を影で支えた技官や事務職の急減など、競争的資金を過度に増やすと研究者を逆に孤立無援に追いやりかねないから、日本や英国は、そのバランスを保とうとするタイプの国です。   米国は競争的資金割合が元々高く、その前提でみんな動いているので、それはそれでありですが、バランスを急に変化させると齟齬が生じやすい、ということです。   ようするに勝ち組・負け組格差が付きやすい予算体系に徐々に移行していることの賛否と正負の両側面が色々と出てきている過渡期ではあるのです。たしかに。モテサクだって色々不満はあります。 ・ ・大学の内部資金(交付金等)と外部資金(科研費等)の割合の推移 http://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/toushin/__icsFiles/afieldfile/2015/06/25/1359307_2_1.pdf   と、実は、Natureの原文の記事には誠実に書かれている。 http://www.nature.com/nature/journal/v543/n7646_supp/full/543S10a.html NHKの記事における条件をきちんと特定しないまとめ方にはいささか疑問があります。 元の記事の本質的意図は、単純に数が減ったとか、そういうことだけを言っていません。 http://www.nature.com/nature/journal/v543/n7646_supp/full/543S7a.html 日本の論文の全体シェアが減っていることに対しては、「アメリカやイギリスと同様に中国の圧倒的なシェア増加率に押し込まれて」としている。 China’s rapid growth has meant that Japan is losing its share of the world’s science output, along with other countries whose output is growing less spectacularly, such as the United States and the United Kingdom. (中国の急速な成長は、日本が世界の科学生産のシェアを失っていることを意味しており、米国や英国のように驚異的ではない成長を遂げている他の国々と一緒になっている。)   なのにNHK記事では、予算総額が減って論文数が減ってシェアも減った、というふうに読めてしまう。 記事としてシンプルに、という意図だとしても、省いてはいけない条件の文章を削っており、あまりにもミスリーディングです。 また、今まであまり意識しなかったのだが、政府全体としては、当然文科省だけでなく、環境省も経産省も研究開発予算があり、防衛省もわずか1200億円ながら研究費があって(そのうちたった100億が防衛省外からも応募できる公募となり、ぐ、軍事研究解禁・・・?という過剰な反応でざわめいた)、その政府研究開発関連費総額は3.5兆円にものぼる。 ・府省別科学技術関連予算   対GDP比では、0.68%で他国と比べると、米0.76%独0.82%仏0.82%英0.54%で遜色ない。 ・主要国研究開発費の対GDP比。左は総額、右は国防関連を除去。下の表は民間も含めた研究者総数。   さらに、日本は軍事研究を学術会議が否定する、という世界でただ一つの変わった国なので、防衛関連を除く統計もあります。 防衛関連を除く対GDP比では、0.62%で他国と比べると、米0.16%独0.71%仏0.61%英0.41%で、なんと見事に同じ敗戦国の日本とドイツだけが最も高水準。 米国は国防研究除くとなんと0.16%!!英国も0.41%で、科学論文の質も量もトップ2を多くの分野で走る英米は、明らかに国防研究との強い連携関係が科学界全体の質を底上げしている国だからこそ、こういう数字になるんでしょうね。 こうした状況も、ちゃんとNatureの記事の原文には書かれていて、「日本の対GDP比の研究費は高いにもかかわらず」として、運営費交付金と競争的資金のバランスの崩れからポスドクが増えて、常勤スタッフが減っている問題を丁寧に書いている。 While Japan’s spending on research and development as a share of GDP is among the world’s highest (topped only by South Korea and Israel ), the government’s budget for science…

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モテサクの研究と軍事防衛の関係について

モテサクの大気海洋研究は軍事研究に関わるのか? 軍事のためにやっていませんが、そう意図していなくても、 利用・応用は可能です。 気象を扱う以上、当然。海洋を調べる以上、当然。 モテサクはそう思っています。 最近、日本学術会議、というエライ先生達の集まりが、 「軍事研究禁止継承」という声明を発表したのだそうです。 http://www.sankei.com/life/news/170307/lif1703070039-n1.html http://www.scj.go.jp/ja/member/iinkai/anzenhosyo/anzenhosyo.html 勿論、個々の研究者が従う義務は全くないし、 自由は保たれていますが、 じゃあなんでわざわざ「声明」なのか、 という思いで悶々としたので、いい機会だから、 ここにモテサク声明も発表しておきます。 モテサクの立場は、 1.日本国民の命を守ることに繋がるならば 軍事技術の発展に貢献したい 2.国益に反する可能性があるならば 国外のいかなる軍事技術研究にも断固関わらない の2点です。 具体的に考えると、 防衛省、海上自衛隊、航空自衛隊、陸上自衛隊の 国防任務の強化に繋がる研究は、 自分の能力や研究テーマが直接貢献できるのであれば、 「当然ながら是非やりたい」 です。 それが日本国民の安全につながり、 連日ミサイルを撃つような北朝鮮や 国際法を無視して領土・領空・領海を不当に 膨張し続けている中国から迫りくる脅威を 抑止することに貢献できるならば、 国の税金で研究者をしている以上、 やるべきことだと思っています。 一方で、日本はこれまで 「軍事技術には関わらない」と 口ではいいながら、 中国に数多くの軍事技術が流出し、 北朝鮮の核技術者は東大や京大で 学んだ人達だという、 目を背けたくなるような 無惨な現実が有ります。例えば下記のように。 国立大学研究者が北朝鮮核開発に協力  東京基督教大学教授 西岡力 / 2016.04.04 (月) 下記引用– 再入国禁止対象に在日技術者5人 ①徐錫洪②徐判道③卞哲浩④李栄篤⑤梁徳次―である。 ①と②は東大生産技術研究所に勤務した経験を持つエンジンの権威で、 北朝鮮に「金剛原動機合弁会社」を設立し、①が社長、②が副社長となり、 ミサイルエンジンの開発をしたといわれている。 ③は京大で原子力を専攻し、現在も京大原子炉実験所准教授として勤務している。 国立大学で税金が使われて開発された先端技術が北朝鮮の核ミサイル開発に使われている。 — 京都大学原子力基礎科学研究本部原子力基礎工学研究部門核変換システム工学研究分野 卞哲浩准教授 http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/research/div/nse/nes/ns 色々なところで議論されているとおり、 基礎研究にしろ、応用研究にしろ、 気象学にしろ、他の分野の学問にしろ、 軍事技術にいつどのように流用されるかは、 境界を引くことはまず不可能で、 それでも常に意識されなければならないことだと思います。 「成果を公開することを条件とすればよい」 といったご意見も中にはあるようですが、 僕は必ずしもそう思いません。 国益を損ねるようなことが 明白に懸念されるならば、 厳に秘匿されるべきだと思います。 例えば学術会議の議事録にもあった 実際の例として、中国との産学連携として 日本の大学が中国の企業と共同研究を 行おうというプロジェクトが成立しかけた寸前で、 大学側の調査によりその中国企業の取引相手の80%が 中国海軍であったことが判明し、 中止になった、ということが紹介されていました。 http://www.scj.go.jp/ja/member/iinkai/anzenhosyo/pdf23/anzenhosyo-youshi2310.pdf (安浦委員の発言の一つ目) 上記の例はたまたま寸前のところで 止められた良い例ですが、 軍事研究に詳しくない純粋な研究者ほど、 どのように応用されるのか想像がつかず、 安易に「発展途上国の科学の進展に貢献できる」 という偽りの題目に騙されてしまうことは、 これまで数多くあったそうです。例えば下記のニュース。 ミサイル開発可能な装置の部品を無許可で輸出か 3人逮捕 3月8日 21時08分 NHK http://bit.ly/2mDPvp9 (タイムリー過ぎてびっくりしました) 日本製炭素繊維を中国に無許可輸出 容疑の商社会長ら3人逮捕 軍事転用か 2015.5.26 19:55 産経新聞 http://bit.ly/2mDWVc1 「さらにイランなどに流出し、ウラン濃縮に用いる 高性能遠心分離機の部品に使用された可能性もある」 (2年前ですが、何故もっと大々的に注意喚起しないのか不思議でなりません) 本当に危惧すべきことはこういうことであって、 自国の防衛への関与に躊躇することは、 その間に他国へ流出するリスクが膨らみ、 むしろ平和を損ねる危険なことだと思います。 僕の研究は、もともとは梅雨の大雨、台風、MJO といった気象学から入り、 それらの気象に対する海洋の影響 あるいはその逆といった側面から 海洋学に関わっています。…

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世界一のお天気アトラクション「イッツ・ア・モテサクワールド」の感想文

世界一のお天気アトラクション 「イッツ・ア・モテサクワールド」 空と君の間に〜つながりをみつけてつなげていこう〜 こんにちは、モテサクです。 西暦2016年、平成28年、日本の大事なオリジナルカレンダー皇紀では2676年の、12月13日、「イッツ・ア・モテサクワールド」に参加してくれた八景小5年生のみなさん、どうもありがとうございました。   みんながひとりひとり、自分の好きなことを見つけて調べて、 モテサクが想像したよりはるかにレベルの高い発表を披露してくれて、感動しました。 これはおおげさに褒めてる、とか、おせじではげましてる、とかじゃないからね。本気ですごいから。全員、家帰ったら、もう一回、お父さんとお母さんにメチャメチャ自慢してくださいね。 「僕の、私の研究は、JAMSTECの気象学者に絶賛されるくらい超ハイレベルなのです!!」って3回叫んで下さい。   さて、今回みたいなイベントは、ぜひみんなにも天気だけじゃなくて色々なテーマで企画してみてほしいと思ってます。なので、モテサクが当日までにどんなことを考えて企画したか、いくつかタネ明かしをしたいと思います。 ①モテサクの正体をあばけ!のコーナーのタネ明かし アタマをカンタンに良くする3原則について、最初に話しましたよね。 1.大きな声を出す(アタマのフルパワースイッチをオンにして、まずは100%の能力を発揮する、の法則) 2.楽しむ方法を考える(めんどくさいこと、苦手なこと、気持ちが乗らないことを楽しくするにはどうしたらいいかを考えると、能力が2倍になる、の法則) 3.人に教える(自分が好きなこと、得意なこと、発見したこと、分かったことを人に教えると、能力が3倍になる、の法則)   チケットAでモテサクの正体をインターネットで調べてもらったことの意味は、実は、その3原則を活かすための準備としてやってもらいました。 「モテサクの正体」という「正解のない問題」に取り組むことは、「正解のある問題」よりもめんどくさいことです。 だから、「楽しむ方法」を考えながらじゃないとチケットAに書き込むことができません。 書き込めたなら、それだけで、いつもよりちょっとめんどくさいことをどうにかして楽しもうとしながら乗り越えたということです。 もし、あまり書き込めなかった、としても全然大丈夫です。やろうとした、ってことがすっげー大事なんすよ。普段とは違うアタマの使い方をした、ということ、普段とは違う気持ちになった、というだけで、君のアタマはちゃんと良くなっています。おめでとう!!!   次に当日、みんなに、「大きな声」で最初に挨拶してもらいました。大きな声を出すと、アタマのスイッチが入るから、一番最初にそれをやりました。でも、「大きな声でしなきゃいけない」と言われたから、じゃなくて、モテサクがだんだん大きな声で何回も言っているうちに、自然にみんなの声が大きくなり、周りの声が大きくなると、自分の声も出しやすくなったと思います。 大きな声、だけじゃなくて、「モテサクの正体」をみんなから聞くときに、全員に立ち上がってもらいました。そして、手を挙げてもらいました。あれも、アタマのスイッチを入れるための仕掛けです。   大きな声を出して、立ち上がって、手を挙げると、カラダが勝手に「お!これからいよいよ始まるんだな。スイッチいれまーーーす!」と反応して、アタマだけじゃなく、手も足も全部含めてエンジンが全開になっていきます。 実は、アタマのフルパワースイッチをオンにするには、アタマだけ頑張るのではなくて、カラダ全体に力を合わせてもらうように、色んな方法で掛け声をかけると効果的なのです。 大きな声が苦手なら、それ以外の別の方法でも全然オッケー。「自分が楽しくなる何か」を自分に見せてあげたり、自分にさせてあげる、そのきっかけを探す「研究」をしてみると、いつか絶対に見つかります。見つけたら、色んな人に教えてあげましょう。絶対に喜んでくれる人がいます。   というわけで、大きな声、楽しむ方法を考える、人に教える、の3原則を体験してもらうのが、「モテサクの正体をあばけ!」をやってもらった理由です。 でもね、この3原則を教えてくれたのは、実は、みなさんなのです。 八景小5年生のみなさんが、モテサクに教えてくれたのです。   そんなこと教えてないよ、って?モテサクから聞いて初めて知った?と思うでしょ?   思い出してください、運動会のとき。めっちゃ楽しかったよね。大きな声、出してましたね。 楽しむ方法を考えて工夫して、ソーラン節の練習をやってたでしょ? 当日、ソーラン節を踊ってみせる、という方法で、自分達が身体で分かったことをたくさんの人達に教えてくれました。そしたら、みんなめっちゃ喜んでました。 あれを見てモテサクはめっちゃ感動しました。本当にカッコよかったし、よーーーーく伝わりました。それを見てモテサクは、「あ!これかあ!!!」って思ったわけですよ。 そんでさらに、その運動会のあとの振替休日のときに、ディズニーシーに行ったんです。 そしたらさ、東京ディズニーシーでも同じ3原則使ってたんだよ。 これはもう間違いない、ってモテサクはその時思ったよ。   ディズニーシーでガイドさんが「みなさーーーん、こーーんにちはーーー!あれあれーー、元気がないですねー、もう一度、こーーんにちはーーー!!!!!」ってやるヤツあるでしょ? 大きな声をみんなで出した方がアタマにスイッチが入るから、アトラクションも楽しくなります。   眠いままだったり、アタマにスイッチが入っていないままだと、同じアトラクションでも楽しくないので、ガイドさんが「大きな声」を自然に出しやすくするキッカケをくれています。それって、本当は、みんなが毎日、授業の始まりに挨拶するのも、おんなじなんだよ。   「これから1時間目を始めます」「始めます!」ってやってるでしょ?あれね、 毎日、「昨日より2倍の声をだして」やってごらん。昨日より、2倍、授業が楽しくなります。「大きな声」を出そうとする、ってだけで、授業に出れば出るほど、楽しくなるならメチャメチャお得でしょ?騙されたと思って、今日からやってみてね。   それから、ディズニーシーとかディズニーランドじゃなくても、みんなが楽しみにしてる何かにでかけるとき、宿泊学習とか、そういうのも事前にどんなことをどんな順番でしたらいいか、「楽しむ方法を考える」ことを自然にしてるんだよね。   それをクラスの友達と話したり、家族と話したりして、「人に教える」ことも自然にやっちゃってる。そういうとき、頑張ったり、努力したりしてるつもりはなくても、とっても細かいことまで考えて、習ってないこともなんとかして調べたり、覚えようとしたりしてるよね。「好きなこと、楽しいこと」については、みんなびっくりするほど詳しく知ってるでしょ。それって頑張ったから、じゃなくて、「好きだから、楽しいから、ついアタマをそれのために使っちゃってる」からなわけさ。 そこで!! 「イッツ・ア・モテサクワールド」っていう世界一のお天気研究アトラクションをモテサクは考えたのです。   どっから見ても「イッツ・ア・スモールワールド」のマネですね。ありがとう、ディズニー。   モテサクは、「イッツ・ア・モテサクワールド」のガイドとして、みんなに「大きな声」を出すキッカケをご用意しました。「イッツ・ア・モテサクワールド」にでかける準備のために、浅野先生と窪先生が調べ学習のための本をたくさん集めて、自然に「楽しむ方法を考える」ようにサポートしてくれました。友達や家族と相談してもいい、というルールにしたのは、「人に教える」とアタマがよくなるからです。そして、当日の「イッツ・ア・モテサクワールド」で同じチームやクラスのみんなに自分が調べて分かったことを「教える」ことに挑戦してもらいました。   ②自分の好きな天気の研究をしよう!のコーナーのタネ明かし そしたら、本当にみんなの研究はすごかった。もう、モテサクの想像をはるかに超えるレベルの高さで、モテサクは、みんなの発表を聞くのが楽しくて仕方なかったです。   みんなの感想の中に、「モテサクがほめてくれてうれしかった」っていうのが結構多かったんだけどさ、モテサクは、みんなのこと「ほめよう」なんて全く思ってなかったよ。本当に思ったことを言っただけなの。 「すげーーな!これ、おまえ、マジほんとすげーから、もっと広めた方がいいぜ。」 ってモテサクは言ってたでしょ?それって、ほめてあげたら喜んでくれると思うから、わざとほめてあげようとして、ほめてたんだと思いますか?ちがうよ、見たその瞬間、感動したことを反射的に思いつくまま言ってただけ。そしたら、結果的に、ぜんぶほめちゃったわけだけども。   これ、みんなにもふだんから、お互いにお友達同士でもやってみてほしいなと思います。むりやりほめてあげようとしてほめたりなんかしなくていいよ。やり方はカンタンです。   「楽しくなる方法を考えながら人の話を聞く」だけでいいの。そしたら、自分が自然に楽しくなれるような言葉や絵やカタチに目が向くようになっちゃうんだ。そしたら、その楽しくなるところしか見てないし聞いてないから、そりゃ、「いやーー、面白いなーー、すげーじゃん、それは思いつかなかったよ、びっくり~」って自然に「相手に教えたくなる」に決まってるでしょ?   そうやって毎日「楽しくなる方法を考えて」過ごしてたら、そういう「楽しくて嬉しい」言葉しか出てこなくなるんだよ。しかも、そういう言葉を相手の友達に言うだけじゃなくて、自分がやってることにも自分で言いたくなっちゃうようになるんだよ。そーすると、今までどーでも良かったこととか、つまんなかったこととか、キライだったことまで、楽しくできちゃうようになるよ。そんで楽しんで喜んでれば「勝手にアタマがよくなっちゃう」わけだから、もう最高にお得なのですわよ、アナタ、お分かり? そうです。モテサクもあの日の視聴覚室で「楽しくなる方法を考え」ながら、みんなの発表聞いて、感想言って、次はこうしよう、この音楽かけて盛り上げよう、みんなで拍手しようって誘おう、みんなでもっと聞きやすいように集まろう、って「正解のない問題により良い答えを出そうとし続けていた」わけなのです。   そしたら、みんな「楽しかった、時間があっという間だった」って感想くれたよね。もう、メッチャ嬉しいよ。モテサクは、ほんとすげー嬉しい。   さらに、「モテサクはスゴイ人だ」みたいな感想くれた人もいたんだけど、そうです、モテサクはスゴイ人です。でもね、モテサクの能力とか、天気に詳しいこととか、本書いたことがあるとか、そういうのが、スゴイのではないのです。   「モテサクはスゴイ【楽しみまくっている】人でスゴイ【喜びまくっている】人だ」 ってことなんです。だからみんなは「モテサクはスゴイ人だ」と思ったのです。   楽しみまくっていて、喜びまくっている人は、 エネルギーがドバドバーッとあふれちゃうもんなのです。 最初から全開にできなくても、「楽しむ方法を考えて」いるうちに、だんだん楽しくなって、だんだんエネルギーが勝手あふれちゃって、「スゴイ人」になっちゃうのです。   というわけで、「アタマがよくなる3原則」を使って天気の研究をみんなでやってみるアトラクション、「イッツ・ア・モテサクワールド」のタネ明かし、というか、ウラ話とか、モテサクの感想も含めて、そんなかんじです。 こんなの世界で誰もやったことない(だから世界一)し、うまくいくかどうかも全くわからないイベントなのに、浅野先生と窪先生は、モテサクの相談にたくさんのってくれました。 一ヶ月前からいっぱい意見をくれて、みんなが楽しくなるように本を集めたり、調べ学習にたくさん時間をとったり、めちゃめちゃ準備してくれました。「スゴイ」と思ってくれたとしたら、そういうたくさんのチカラがぜーーんぶ集まったからだ、ってことなので、それも覚えておいてね。   最後にもう一つだけ。みんなのやってくれた天気の研究について、 それをもっとスゴイものにするための大事なミッションがあります。それはね、   「調べたこととつながりのある場所にでかけてみてほしい」   ってことです。雨のこと調べてくれた人、雨が降ってるときに、外に出てみるとか、大雨を体験できる施設にでかけてみるとか。台風を調べてくれた人も、強風を体験できる施設もあるし、もっと別なつながりがあるかもしれないから自由にさがしてみてください。直接調べたことを体験できなくても、つながりがありそうだなと思った場所に、お父さんお母さんに連れてってもらったら、ぜったい見つかります。   あとは、博物館とか科学館とか水族館とか。もちろん、JAMSTECに遊びにきてもいいよ。そういう施設だけじゃなくて、山登りにでかけるとか、スキーにでかけるとか、夏の海に泳ぎにいくとか、そういう外へ遊びにでかけるときに、自分の調べたこととつながりがきっと見つかるから、さがしてみてください。   そして、新しいつながりみつけて、研究がすすんだら、モテサクにもおしえてください。 楽しみにしてます。   んじゃ、またね!バイバーイ!!

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40年間見捨てられて来た人達をどうしても救いたい。協力してもらえませんか?

どうしても救いたい人がいます。 ちょっと聞いてもらえませんか?   40年間、ずっと待っている人を 救い出すチャンスを目の前にして、 どうしてもみなさんの協力が必要です。   僕が2才から高校時代まで過ごした新潟の実家は、 横田めぐみさんが拉致された現場の目の前にあります。   母校は、めぐみさんと同じ寄居中学校です。   それなのに僕は38才になるまで、何も知りませんでした。   僕は小さいころ、 拉致現場のすぐ近くの広場で、 ずっと一人で虫をとったり、 ドロ遊びをしたりしていました。   めぐみさんを連れ去った工作員は、 間違いなく僕を見たことがあるはずです。   でも、何も知りませんでした。   知らずに38年生きてきてしまったことに僕は戦慄しました。   今、飢えに苦しむあの破綻国家で地獄を見ているのが、 めぐみさんでなく、 僕であったかもしれないのだと自覚しました。   そして、今でも、 自分の3人の子供達が、 いつ同じ目にあってもおかしくない状況が続いていることも知りました。   ぼくたちは、 今日もちゃんとした三食の栄養があるご飯を頂いたのに、 同じ日本国民であるはずの横田めぐみさんたちは、 お湯の中に少しばかりの粉や 葉っぱの切れ端が浮いたようなものを 飲むことしかできないでいます。   救う会への寄付も幾つかの署名活動もやりましたが、 知れば知る程、絶望的な状況であることも認識しています。   ブルーリボンバッジもたくさん買って、 僕の胸についているバッジに気付いてくれた人には、 話をして配ったりもしました。   ネット上の拉致問題関連のニュース記事は 全て必ずFacebookやTwitterにシェアするようにしたり、 38年間、ほったらかしにしたままであった自分を 取り返すことが今までは精一杯でした。   ところで、2年前に拉致問題の現実を僕に教えてくれたのは、この人です。 青山繁晴さんという人です。   拉致問題に尽力されてきた方は、 もちろん数多くいらっしゃいますが、 この人より現実を動かし、 絶望的な状況を変えてきた人はいないと思っています。   その青山繁晴さんが、 安倍総理の直接の要請で 拉致被害者を奪還するために 参議院の全国比例に1期限りで立候補しています。   企業からも個人からも一円も献金を受け取らず、 一切の癒着から独立し続けるために選挙の支援団体もなしに、 週刊文春やサンデー毎日からは捏造記事による選挙妨害を受けても、 完全に独立した選挙活動を続けています。   癒着が一切ないからこそ、 当選すれば機能していない外務省に国会で直接問い質し、 拉致問題対策本部を作り直し、 直接訪朝するところまでできる人です。   モテサクは、この人に全く何の利害関係もありません。   ただ、モテサクなりに2年間にわたって様々に調べてきた上で、 拉致被害者全員に帰国していただきたいという 一心だけでここに書き記しています。   7月10日投開票の参議院選挙、あるいはその期日前投票。   そこで、二枚目の白い投票用紙に、 「青山繁晴」さんの名前を書いて、 国会に送り出し、 訪朝して頂くことが、 拉致被害者を救い出す唯一の希望だと考えています。   今、自分自身の思いつくことでできることは 全てやらなければいけないという、ただその一心です。   ただご自身が票を投じられるだけではなく、 広げられる人には一人でも多く拉致問題について呼びかけ、 青山繁晴さんが数多くの票を得ること自体が北朝鮮への圧力にもなります。   僕がただ選挙だから急にこのようなことをしている輩ではないことは、 https://motesaku.jp/profile/ism_politics https://www.facebook.com/motesaku などをご覧頂ければご理解頂けるものと思います。   めぐみさんたちを含む100人以上いるといわれる 拉致被害者の方々を助けたい、 という想いを一人でも多くの方に、 あなたからも繋いでもらえないでしょうか。   ぼくのためでもなく、 ぼくの知り合いや家族のためでもなく、 ただ同じ日本国民である横田めぐみさんや…

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He was speaking at a long time in English in the sound of the surf of the Caribbean,,,

While asked to follow in Kiradisu's chairman to not hear the question,In terms of results,割とウケは良かった気がします.   発表後にも議論を続けることができて,Because tell me various,高い旅費と参加費に見合った出張にできたと思います.   講演動画   スライド: CINDY2011の10月に観測されたMJOを東進させたキッカケとは? 米国気象学会・台風と熱帯気象の研究会@プエルトリコ Moteki ams-160419 from 耕作 茂木 原著論文 Propagation Processes of the Madden-Julian Oscillation Synchronized with an Extratropical Cyclone Observed in Late October during CINDY2011 Equatorially Antisymmetric Features in the Initiation Processes of the Madden-Julian Oscillation Observed in Late October during CINDY2011   米国気象学会が公式に公開しているスライド+発表音声(Flash): https://ams.confex.com/ams/32Hurr/videogateway.cgi/id/33998?recordingid=33998&uniqueid=Paper291976&entry_password=759190

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天気に愛される人は、結局、人にも愛される

4月8日に日本気象協会さんが主催してくださった 気象サイエンス・カフェ「天気に愛される技術」、 お陰様で満員御礼でとっても盛り上がりました。 のっけから参加者の皆さん全員のマイクパフォーマンス全開(・∀・)     みなさんほとんどが、サイエンスカフェ自体が初めて参加する、 という方ばかりだったのが意外でしたが、 それぞれの参加動機をお聞きしていると本当に多様でビックリしました。     世の中には、こんなにたくさんの天に対する期待があるんだなあ、 というのがたーーーーくさん出てきて、 これはある意味、気象協会さんのビジネスチャンス発掘にも だいぶ貢献してしまったような気がします(・∀・)   まあ、そういう目的ではなかったんですけども、 結果的に将来何かステキなサービスにつながったりしたら、 それはとっても健全なサイエンスカフェの在り方の一つだとも思います。   とはいえ、色々、役に立つとか、参考になるとか、 得した感があったとか、そういうお声が出たことも 大変嬉しいことですが、とにかく何より、   楽しかった。   いや~。   ほんとに。   楽しかった。   以上。   ってそれだけで、ほんと十分満足っすよ。   モテサクは、1時間半のうちの数十分喋って、 残りの1時間は、だいたい参加者の方々が喋って、 こんな感じの時間配分でやってこそ、   「コミュニケーションイベント」   だよなー、ってずっと思ってた感じを作れたんじゃないかと思ってます。   んで、その後にあった懇親会で、加代ちゃんが言ってくれた一言が、 マジで深かったんで、タイトルにしてみました。   「天気に愛される人は、結局、人にも愛されんねんなー」   いや~、加代ちゃん、さすがやで。   ダテに長く生きてへんで。   と、周りにいたつよポンとかが深イイ一言に頷いておりました。   ご参加くださった皆様が、愛されまくる未来をワタクシ確信しております。   自分で言うのもなんですけど、こんなに超アヤシイ集まりに ご参加くださって本当にありがとうございます。   参加がかなわなかった皆様、 下記に今回初の3カメ体制で収録した全動画リストをまとめましたんで、 よかったらどーぞ。   再生リスト・モテサクカフェ

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