クラウドファンディングについてパフェトークしよう

こんにちは、金欲は正直殆どないのにお金を集める話やビジネスの成功にはいつも興味津々になってしまうモテサクです。 クラウドファンディングって聞いたことありますか? 辞書的な意味を一応書いとくと、クラウドファンディング(crowdfunding)とは群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語で、インターネットを通して自分の活動や夢を発信することで、想いに共感した人や活動を応援したいと思ってくれる人から資金を募るしくみです。 モテサクは最初、「雲基金」だと勘違いしてたことはナイショなので、外には絶対にもらさないでください(トップシークレットを外に漏らしたらいつかイジワルします、絶対ゆーなよ!)。 たとえばこのグループには今ざっくり250人のメンバーがいて、このグループで何かしら一つの「これやったらいいんじゃない?」という計画に対して、「じゃあ、一人100円ずつ出して25000円で実現しよう」というような話が、一番カンタンなクラウドファンディングですね。 実際には、250人いてもそれぞれ一つの計画に対する想いの強さや経済的余裕は様々なので、10人が1万円、40人が1000円、200人が100円で16万円集めて、、、という感じのプロジェクトが多いです。 実際にモテサクが昨年にやったクラウドファンディングの例としては、 https://academist-cf.com/projects/67 こんなのがあります。 「研究船の上で、海洋学の魅力を若者に届けたい!」https://www.youtube.com/watch?v=8x4EtWmpGbY というタイトルの呼びかけで、238人の方から148万円の資金を出して頂きました。 その資金で何をしたかというと 2018年9月15日から17日の3日間、函館で北海道大学水産学部付属練習船「おしょろ丸」の船の上での海洋実習を、全国各地の高校生・大学生に参加費無料・旅費一部支給で実施しました。 こんな感じです。 おしょろ丸で海を学ぼう2018 ハイライトムービー(旅の始まり編) おしょろ丸で海を学ぼう2018 ハイライトムービー(友情編) この海洋実習の目的は、3日間の実習を通じて「海洋学の入り口に入ってもらうこと」です。座学で学ぶことも大事ですが、自然科学はフィールドに出て精密に測定する、という体感と経験が何よりもパワフルな知恵を与えてくれるのです。 という経験をたまたま海洋学会でさせて頂きましたが、モテサクは本来、気象学会がホームです。 気象学会でもいつかクラウドファンディングできたらなー、と思っていたんです。 そしたらふと、思ったんですね。 よく考えたら、気象学会、ずーーーーーーーっと昔からクラウドファンディングやってるじゃないの。めっちゃ時代を先取りしてたじゃないの。 というわけで気象学会のクラウドファンディング、御覧ください、こちらです。 https://www.metsoc.jp/meetings/2020s#sponsoring 。。。。 意味、わかりましたか?わかりませんね?わかりにくいですね。すいません。 モテサクは、来年5月に川崎で実施される気象学会の春大会の実行委員なのですが、担当が「広告・企業賛助・リクルートブース」の係なのです。 毎回、大会参加者に配られるハンドブックに広告を1ページ10万円、半ページ5万円、会場の一角での企業紹介ブース出展を8万円、採用関係の相談ブース出展に3万円、そして寄付一口1万円、というのを募集して、大会運営資金の援助をお願いしているのです。 集まる金額は、大会ごとに当然ばらつきますが、ざっとこれで100万円ちょっと集める、という前提で、大会運営がなされています。 これって、名前は、漢字になってるだけで、「気象学会を盛り上げて参加者の有意義な議論を促進したい!」というプロジェクトに対するクラウドファンディングなんですね。 毎年2回ある大会に数万円以上の出資をして下さる学会と関係の深い企業さんも一定数いらっしゃいますが、もちろんそれだけではなくて、開催地の地元の関連が深かったりとか、学会の推進している旬な研究テーマによって、応援してくださる場合もあるようです。 必ずしも必要以上に多額の資金を集めなくてもいいのですが、正直言って、もうちょい参加しやすく、出資の敷居を下げたり、お金は出さなくても応援コメントを集めたりとかしてもいいのに、と、去年の海洋学会のクラウドファンディングを経験したあとで見ると、そう思っちゃうわけです。 そのとき、大事なのが、出資金額のバリエーションと、リターンの設定です。 たとえば、1000円でオリジナルステッカー、3000円で実施報告ハイライトムービー、5000円で学会ページにお名前記載とムービーとステッカー、10000円で気象研究ノートのPDFなどと出資金額を選べるようにして、単なる応援の寄付だけではなくて記念品などをリターンとしてお返しする内容を考えれば、広がりも出てきそうですよね。 そしてクラウドファンディングでとても大事なのは、ある程度の出資にご協力頂くこともですが、必ずしもお金を払っていただかなくても、「応援してます!」「学会でこういう研究を推し進めて下さい!」「こんな予報があったらいいのに!」といったパブリックコメントを頂くだけでも、学会としてはものすごく有り難いものなのです。 率直なご意見は、ある意味、金額以上に学会組織の未来にとっては価値を持つかもしれません。 学者、専門家、予報士、そういう知識のある人達の意見や主張は勿論、学会の主要な財産です。 その財産は本来、専門ではない人たちのために蓄え、積み立てて、それを社会の投資するためにこその財産なのです。 ですが、140年も続く3000人以上も所属する組織ともなると、内側だけでも十分に広いわけで、その中をマネージすることにものすごいエネルギーがかかり、なかなか頻繁に外へ向けてコミュニケーションとることに手が回らないのです。 でも人数がいるので、個別にコンタクトすれば結構気軽にコミュニケーションを深められることも多いのですが、学会とのつがなりを外側から得る、という感覚にはなかなかなりにくいだろうと思います。 んで。外とつながるのに、学者は本を書いて買ってもらう、とか、予報士は防災講座を開く、とか、色々やってはきたわけですが、前回、「カフェとパフェの違い」でも書いたように、「上から知識を下へ流す感」がどうしてもでてしまい勝ちです。 でも、クラウドファンディングは、その立場がいい感じに逆転して、出資があれば勿論超感謝ですし、単にパブリックコメントや応援コメントだけでも、「学会側が外から授かってめちゃくちゃ嬉しい」というものになるので、これはとってもパフェ的な対等関係です。 というわけで、今日は、クラウドファンディングをテーマにトップシークレット(コードネーム・雲基金)も交えて書かせて頂きました。 気象学会のクラウドファンディング、 https://www.metsoc.jp/meetings/2020s#sponsoring 気持ちだけなら応援してやっても良いよ、という方は、是非、「頑張れモテサク!」の一言とともにRT・シェアをどうぞ。お礼にもれなくなつきます。

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気象サイエンスパフェFacebookグループ再開

【パフェとカフェの違いは?】 こんにちは、6年前に僅か数人だけの内輪ネタで盛り上がって立ち上げたこのグループが、気付いたら250人以上になってて、最近は全く何の投稿もしてないのにも関わらず、何故か毎日のように参加依頼が来ることに不思議を感じつつも、「やっぱりネーミング良かったのかな」と自画自賛の結論に行き着いたモテサクです。 茂木耕作ことモテサクは、6年前に二冊ほど梅雨前線の研究について一般向けの本を出したのですが、そのうちの一冊天気と気象について わかっていること いないこと 〜ようこそ、空の研究室へ〜のコラムで提案したイベントのコンセプトが「サイエンス・パフェ」です。 「サイエンス・カフェ」は、学者が一般の方に分かりやすく最新の科学を噛み砕いて伝えるイベントですが、モテサクは、なんとなくそのスタイルに違和感を覚えたんです。 一応、紳士的な言い方とポップな案内にしてはいるけど要するに「玄人が素人に丁寧に教えてやる」という上から目線感がどうしたって根っこに見えちゃう気がして、僕は少なくともあまり人様のサイエンス・カフェに出向こうと思えませんでした。 ちゃんと色々な方のサイエンス・カフェ出て見て話聞いて皆んな素晴らしい方達ばかりではあったんですが、なんか本人も意図しない上下関係が場に出来上がってしまうんですね。 んで、人が集まるお題は誰かが出した一つか2つで良いけど、集まった人達は、お互いに対等に、知ってること、気付いた疑問、関連しそうな他のアイデア、話してみて湧いてきた新しいテーマを上下関係なく話せる感じがいいなぁと僕は思ったんですね。 ただ、側から見れば唯の雑談だろうけど、本人達はある程度本気で関心を抱いていることをあーだこーだと話すので、結構、脳みそに栄養も必要で、脳みそは糖分しかエネルギー源に出来ないから、甘いものは必須だろうと言うことで「よっしゃ、パフェ食べながらやろう」とかなりマジメに考えたわけです。 サイエンス・カフェ主役はあくまでもテーマの決定権がある学者になる。噛み砕いてるとはいえ、参加者は教えを請う建て付けなので、上下関係ができてしまう。飲み物だけでは脳みその栄養が不足する。学者は話すことが苦手な場合が多いので、場が盛り上がらないし、盛り上げるスキルを誰か1人に求めてる時点でどうしたってかなり厳しい。 サイエンス・パフェ主役はあるお題に関心のある集まってきた人全員。お題についてそれぞれ想いを語ったり、それを聞いて新たに湧いてくるアイデアの応酬がイベントのメインコンテンツなので、予定調和にならず、無理して盛り上げなくても毎回勝手に盛り上がる。知識が多い少ないは単なる個性の一部であって上下関係にはならず、知識が少ない人は、むしろ「私が1分で分かる様にアナタはできるのかしら?」というお題を与えて場の主役になることも可能。脳みそをしっかり働かせるために多めの糖分を補給しながら行うので、知的活動としてとても理に叶っている。 ということを6年前に数人で考えて始め、Facebookメッセージだけでやるのももったいないから、参加自由にしてグループを立ち上げよう、というグループなのです。 2013-2014までの投稿を遡れる人は是非見てみて欲しいのですが、コメント欄の応酬がとても活発でした。 その後、オンラインのグループ内でやりとりがあまり要らなくなるほど頻繁にオフ会が行われ、いくつかの大舞台への挑戦や何冊かの新しい本の出版などへと繋がっていきました。 そうした表舞台で当初のコアメンバーが数々の企画に挑戦する際に悩みや問題解決のアイデアを出し合う場としても機能していたのです。 2015年あたりからは、当初のコアメンバーがそれぞれ独自のベクトルで新しいフィールドを開拓していくにつれ、このグループでの「サイエンス・パフェ的ディスカッション」は減っていきました。 それでも1人また1人と参加希望のリクエストが継続的にあり、基本的には全て承認しているうちに、気付いてみたら250人を超えていました。 よく考えてみると、やっぱり250人って数は、決して少なくないし、それぞれの得意なことを集めたり、それぞれの率直な疑問を集めたりできれば、誰も思いもよらないような楽しくて素敵な何かが生まれるかもしれません。 そんな事をとあるキッカケでふと思って、これからまた度々投稿してみようと思い立ちました。 なので、この記事のコメント欄には、どんなことを書いて下さっても結構です。長くてもいいし、簡単な自己紹介でもいいし、誰か情報くださいでもオッケーです。こんなイベントあるよの宣伝なんかも歓迎です。 あ、あと最後に、よろしかったらモテサクに友達申請くださると嬉しいです。飲みにいきましょう、のお誘いなんかも歓迎です。横浜市内だったら平日で当日でも割と行けます。都内ぐらいまでは前日でも結構行きます。

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2018年 #西日本豪雨から1年 、最新の研究成果でわかったこと

歴史的な災害を引き起こした平成30年西日本豪雨、被害に遭われた方へ心よりお見舞い申し上げます。 また、今なお復興の途上において尽力なさっている全ての方に心から敬意を表します。 さらに、今年もすでに激しい豪雨が各地でもたらされていますが、今後の対策やその前提となる理解において、少しでも貢献できれば、という祈りのもとでこの記事をしたためます。 モテサクは、一年前の豪雨発生直後、【西日本に梅雨前線が3日間ロックした原因は台風7号】という仮説を提示しました。 その仮説に従って、様々な検証を重ね、下記の論文が専門家の審査を経てまもなく出版されることになりました(7月中旬ごろの予定)。 「Scientific Online Letter on the Atmosphere誌」に掲載されたもので、該当する原著論文は下記のものです。 タイトル:Role of Typhoon Prapiroon (Typhoon No. 7) on the formation process of the Baiu front inducing heavy rain in July 2018 in western Japan 著者:MOTEKI Qoosaku 校正・レイアウト前の原稿はすでにここから読めます。 2019年7月10日、ここで正式に出版となりました。 それに先立ち、このブログでも論文内容の大まかな解説を紹介します。 論文のポイントは次の3点から構成しています。 ◆西日本豪雨(7/5-7)をもたらした梅雨前線は、2日前まで北海道に停滞していた ◆台風の日本海通過によりオホーツク海の寒気が西日本まで引き込まれた結果、梅雨前線が北海道から西日本へ一気にジャンプした ◆日本海まで張り出したオホーツク海高気圧の厚い寒気により西日本で梅雨前線が3日間ロックされ、豪雨につながった この3つのポイントについては、日本語・英語の動画解説ですでに公開しています。 論文は英語で記述されていますが、補足資料として、全文和訳された原稿、英語・日本語による3分動画解説、学会発表資料のスライドなどが原稿内に埋め込まれたURLからダウンロード可能ですので、興味のある方はそちらも御覧ください。 図1 2018年西日本豪雨に伴う3日間降水量分布(7月5日から7日)と梅雨前線および台風の動き。青矢印は7月3日から5日にかけての台風7号の動きを表す。紫および黒・灰色の太線は、それぞれ7月3日、5日、6日、7日の梅雨前線の位置を表す。水色の矢印は、7月3日から5日にかけての梅雨前線の移動を表す。 2018年西日本豪雨では、7月5日から7日まで梅雨前線が3日間にわたり西日本で完全にロックされてしまいました(図1)。2018年8月10日付け気象庁による報道発表では、7月5日にオホーツク海高気圧の寒気が日本海へ突然流入し始め、梅雨前線が形成されたことが示されていますが、その突然の寒気流入の原因は不明でした。豪雨直前の7月3日まで、梅雨前線は、北海道のおよそ北緯45度付近に一週間ほど停滞し続けていましたが、7月5日に突如として1000kmも南の西日本へ一気にジャンプしていました。今回明らかにされたのは、その1000kmの大ジャンプの原因が、7月4日の台風7号(プラピルーン)・日本海通過であったということです。 台風は、その中心に向かって周囲の風を引き込む力(気圧傾度力)が非常に強いため、日本海通過の際に、7月3日まで北海道で停滞していた梅雨前線の収束線を破壊していたことがわかりました。その結果、7月4日から5日にかけて、北緯45度より北に留まっていたオホーツク海高気圧の寒気を日本海へ流入させ、西日本の北岸まで一気に梅雨前線が南下しました。この寒気は、高さ方向にも非常に厚い構造を持ち、西日本の南側で発達していた太平洋高気圧が北向きに押し込む力(気圧傾度力)とほぼ釣り合った状態になり、梅雨前線が西日本で完全にロックされてしまいました。 こうした一連の流れは、従来の梅雨期の豪雨と比較して、2018年西日本豪雨が極めて特殊な発生過程であったことを示したものです。今後は、過去の類似例の検討や台風以外の低気圧でも劇的な南下を引き起こしうるのか、などの疑問を検証し、予測に資する研究を進めていく予定です。 【あの豪雨はどれほど特殊であったのか?そのメカニズムも特殊なのか?】 豪雨直後の気象庁報道発表で報告されている通り、2018年西日本豪雨は、死者数、全壊家屋数、災害範囲の広さなどあらゆる側面から見て過去30年間における最悪の豪雨災害でした。各マスメディアにおいても「なぜ梅雨前線が3日間も同じ場所でロックされてしまったのか?」という疑問に対する様々な検証・説明が連日試みられ、豪雨が継続した原因については多様な側面から報じられてきました。しかしながら、「梅雨前線が3日間も同じ場所でロックされてしまった」原因の鍵となる台風7号については、その時系列的な通過のタイミング以外にはほとんど論じられてきませんでした。その結果、梅雨前線の北側にあたる日本海にオホーツク海高気圧の寒気が流れ込んだ原因が不明なままとなり、「西日本豪雨をもたらした梅雨前線の停滞がなぜ始まったのか?」という重大な疑問が残されたままとなっていました。 また、そもそもの科学的な命題として、台風と梅雨前線の両者の動きについては、力学的に踏み込んで論じられてきませんでした。したがって、本研究で答えようとした「梅雨前線が南下する動きに対して、台風がどのような力学的メカニズムで影響を与えうるのか?」という科学的論点自体が、今回初めて提起されたものです。 2018年西日本豪雨は、7月5日から7日までの3日間総降水量において、その観測史上最大となった地点が広域にわたっていました。その点は、通常の梅雨期における豪雨が狭い地域に集中することで災害につながる通常の事例と明らかに異なり、特殊だと言えます。また、梅雨前線の南側に台風が位置している際に発生する豪雨の研究は多くありますが、台風によって梅雨前線の位置自体が大幅に変化して豪雨をもたらした、という研究報告は今までなく、その発生メカニズムも特殊だと言えます。 【梅雨前線はなぜ西日本に現れ、そしてロックされたのか?】 西日本およそ北緯35度に梅雨前線が現れたのは7月5日でした。しかし実は、6月30日から7月3日までの梅雨前線は、北緯40度より北、つまり北海道に停滞し続けていました。その状況から関東地方では6月29日に梅雨明けが早々に発表されており、梅雨前線が再度南下してくることは想定しにくい状況であったと言えます。ところが7月5日に梅雨前線は、北海道から1000km南の西日本へ一気に大ジャンプしましたが、この大ジャンプは台風7号の日本海通過によって引き起こされていたことが明らかになりました。 図2 7月3日の地表面気圧の分布の関係。横方向に左から西日本・日本海・北海道の位置をとり、縦軸に気圧の高さを示す。オレンジ色が南から流れ込む暖気、水色が北から流れ込む寒気を表す。 その力学的過程は、西日本・日本海・北海道を結ぶ線で地表面気圧の分布の変化によって説明されます。図2・図3・図4は、それぞれ7月3日、4日、5日の地表面気圧の値を縦軸にとり、横方向に左から西日本・日本海・北海道の位置をとって模式的に表したものです。地表面付近の大気の大まかな流れは、気圧の高いところから低いところへ、その傾斜の大きさに従って起こっています(気圧の傾斜の大きさに伴って風を強める力を「気圧傾度力」といいます)。オレンジ色が暖気、水色が寒気、両者がぶつかるところが梅雨前線で、7月3日は図2のように北海道に位置していました。太平洋高気圧が夏に向けて発達していく中、暖気の押し込む力の方が優勢に働くため、そのまま日本全域で梅雨明けになるのが通常の流れです。 図3 7月4日の地表面気圧の分布の関係。横方向に左から西日本・日本海・北海道の位置をとり、縦軸に気圧の高さを示す。オレンジ色が南から流れ込む暖気、水色が北から流れ込む寒気を表す。 ところが、図3のように7月4日に日本海を通過した台風7号によって20hPaもの気圧低下が暖気内で生じました。すると、気圧の傾斜の大きさに従って、暖気内で台風の中心に向かう新しい大気の流れが生じ、北海道で寒気と対峙する暖気まで台風中心に引き込まれてしまいます。 図4 7月5日の地表面気圧の分布の関係。横方向に左から西日本・日本海・北海道の位置をとり、縦軸に気圧の高さを示す。オレンジ色が南から流れ込む暖気、水色が北から流れ込む寒気を表す。 その結果、図4のように7月5日には、優勢に押し込んでいたはずの暖気が、寒気の押し返す力に負けてしまい、北海道における梅雨前線の構造が破壊されて寒気が一気に台風中心にまで流れ込んできます。すると、寒気の先端、すなわち梅雨前線の構造が新たに西日本の北岸に形成されます。つまり、これが、梅雨前線が台風7号の日本海通過によって北海道から西日本への大ジャンプする仕掛けであり、西日本豪雨の始まりであったと言えます。 図5 7月6日の地表面気圧の分布の関係。横方向に左から西日本・日本海・北海道の位置をとり、縦軸に気圧の高さを示す。オレンジ色が南から流れ込む暖気、水色が北から流れ込む寒気を表す。 では、台風7号が日本海から太平洋へと東へ抜けてしまった後、すなわち7月6日以降はどのようになるでしょうか?それは、図5のように、地表面気圧の値は1007hPaから1008hPaほどに戻りますが、梅雨前線の位置は、西日本の北岸に固定されたままになります。なぜなら、寒気が日本海全域にすでに押し込んできているという状況は、台風がいなくなっても変わらないからです。一方で、太平洋高気圧ももともと十分に発達していたため、オホーツク海高気圧の寒気がそれ以上南下していくこともできません。このように両者が梅雨前線に押し込む力(南北方向の気圧傾度力)は拮抗し続けたため、梅雨前線が西日本の緯度でロックされる結果となりました。 【本当に過去に類例がなかったのか?将来に向けて何をなすべきか?】 こうした一連の流れは、従来の梅雨期の豪雨と比較して、2018年西日本豪雨が極めて特殊な発生過程であり、社会全体としての将来的な災害対策のタイムラインや基準作りの指針を与えるものです。また、本研究は、過去における梅雨前線豪雨の研究においても類似した前例がないため、多様な解析手法による再検証の継続が必要であり、今後追求すべき新たな科学的命題が生まれたとみることもできます。今後は、過去の類似例の検討や台風以外の低気圧でも劇的な南下を引き起こしうるのか、などの疑問を検証し、予測に資する研究が必要です。 たとえば、過去の資料で、梅雨末期に日本海を通過した台風をピックアップし、さらにその中からその通過直後に梅雨前線の大幅な南下がみられた事例を絞り込み、さらにそれによって豪雨が発生に至ったものがあるのか、という手順で探していくことになります。論文中では、2つの事例(2014年8/15-20の西日本豪雨や1997年の8/12-13の九州北部豪雨が台風2014年台風11号Halongと1997年台風11号Tinaの日本海通過直後に発生)に類似性があることを指摘しています。より長期間遡れば、他にも見つけられるかもしれませんので、そういった地道な調査の継続も将来の備えに向けて重要です。 モテサクの著書の印税は全額、豪雨災害被災地へ寄付しています。 「梅雨前線の正体」東京堂出版、2012年 ‬ 天気と気象について わかっていること いないこと 〜ようこそ、空の研究室へ〜ベレ出版、2013年

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西日本に梅雨前線が3日間ロックした原因は台風7号

歴史的な災害を引き起こした平成30年西日本豪雨、被害に遭われた方へ心よりお見舞い申し上げます。 モテサクは、いま、【西日本に梅雨前線が3日間ロックした原因は台風7号】という仮説を考えています。 「梅雨前線の正体」を6年前に著した時、これほどの広範囲でこれほどの雨量による豪雨災害が起こることは想像もしませんでした。 その最大の理由が、西日本に東西に横たわる梅雨前線が3日間もロックされ続ける、というパターンをそれまで様々な梅雨末期の事例で見たことがなかったからです。 平成24年や平成29年の九州北部豪雨などの場合は、梅雨前線が朝鮮半島付近まで北上した状態で、その南側でもたらされました。 つまり、今回の平成30年西日本豪雨とは、停滞し続けた梅雨前線本体による直接の雨か、梅雨前線の南側での雨か、という点で大きく違います。 既にいくつかの解説が各大学・研究機関・民間予報会社などから詳しく出ています。 歴史的豪雨のメカニズム梅雨前線がロックされ被害拡大か7/7 ウェザーニューズ https://weathernews.jp/s/topics/201807/070195/ (太平洋高気圧と気圧の谷にサンドイッチされる形で、雨をもたらす梅雨前線が北上も南下もできない、謂わば”ロック”された状態となってしまったのです。) 緊急報告 西日本豪雨 ~被害はなぜ広範囲に及んだのか~7/9 NHK https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4156/index.html (例えば、去年の6月、梅雨前線は1か所に長期間とどまることはありませんでした。ところが、今月(7月)5日以降、ロックされたように動かなくなりました。梅雨前線に向かって湿った空気が流れ込み、雨を降らせます。これが、西日本付近に3日間もとどまり続けたのです。) 早々に立ち上がったWikipedia平成30年西日本豪雨ではどなたのご見解なのかは不明なものの、 (太平洋高気圧の勢力が徐々に弱まったことで、北海道付近にいた梅雨前線が南下。) とあります。 いずれにしても、梅雨前線がロックされた事が豪雨の大きな要因であることは、明白です。 しかし、なぜロックされたのか? ウェザーニューズでは、上空の気圧の谷と太平洋高気圧、というペアで解説していますが、モテサクは、少し違う見方をします。 太平洋高気圧は、地表で熱帯起源の湿った南風を日本に送り込む構造です。 なので、それとペアであるべき北側の北風を作る構造も地表の相手を考える方が自然だと思います。 地表で、南風と北風のぶつかり合い場所が、西日本でなければいけなかった理由が知りたい。 論文のように、前置きが長くなってしまったけど、モテサクは、7月2日から7月3日に東シナ海から日本海へ北上した台風7号が大きな役割を果たしたと見ています。 図は、気象庁による再解析データ(予報データと観測データを合成して最も現実に近い値を推定したデータ)による地表の温位分布です。 (クリックするとフルサイズ画像になります) 7月3日以降、温低化した台風の北側の巻き込む北東風によって、オホーツク海から日本海へ非常に冷たい寒気が流れ込んでいることがわかります。 日本海は7月2日以前は、すっかり温まってしまっており、太平洋高気圧の暖気を押し返す力はもはやなかったので、関東は梅雨明けを早々に宣言していました。 しかし、台風が温低化し日本海から津軽海峡を抜けていく際に、オホーツク海の寒気を日本海へ流し込む気流を作っていることがハッキリとわかります。 これにより、突然、太平洋高気圧の暖気と対峙する強い寒気が日本海に現れ、西日本は、南北の全く異なる気塊にガッチリ挟まれることになります。 これが、梅雨前線が突然、西日本に現れて3日間もロックされた理由だというのが、モテサクの見方です。 こんな形はハッキリいって初めて見ました。 そして数日間考えて思いついた仮説に過ぎず、十分な検証を経ているものでもありません。 それでも、モテサクの中では、少し確信に近い感触があり、現在、他の観点やデータをあわせて解析を進めています。 【西日本に梅雨前線が3日間ロックした原因は台風7号】 この仮説が本当なのか、過去にも同じパターンがあったのか、初めてなのか、近年注目され始めた海面水温上昇の影響があったのかどうかなど、継続的な研究が必要です。 また、みなさんのご意見もお待ちしております。 ============================ 「日本の海にゴールドラッシュがやってくる!」アカデミストジャーナルインタビューハイライトムービー日本海洋学会会長・日比谷紀之 youtu.be/gGnLzLPrblc 締切迫る「船の上で海を学ぼう2018」参加応募要項 https://www.dropbox.com/s/3599lxmca4fo4dp/ サポーター200人達成・継続中「未来の海洋学をみんなで作るクラウドファンディング」 academist-cf.com/projects/67 毎日1万円ずつ寄付しています。 平成30年7月豪雨緊急災害支援募金(Yahoo!基金) https://donation.yahoo.co.jp/detail/1630036/ 寄付の元手は、下記のイベントの謝金全額です。 警報中×気象ユーチューバー・モテサク at 防センアカデミー8/4Sat https://www.facebook.com/events/1827193074253007/ またモテサクの著書の印税も全額寄付します。 「梅雨前線の正体」東京堂出版、2012年 ‬ 天気と気象について わかっていること いないこと 〜ようこそ、空の研究室へ〜ベレ出版、2013年

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7/2 参加者募集開始します!「函館おしょろ丸・船の上で海を学ぼう2018」実習

Music Video「サザンゲートブリッジ」by りょーすけ. お陰様で、クラウドファンディングの最低目標だった100万円を達成し、おしょろ丸での海洋学実習が実現できることになりました。 周知にご協力下さった皆様、ご支援下さった皆様、温かいコメントをお寄せくださった皆様、本当に本当に有難うございます。 そこでいよいよ週明け月曜日7/2より、参加者の正式な募集が開始されます。 https://academist-cf.com/projects/67     実習内容も具体的に詰めていく中で、モテサクも講習と実習を一コマずつ担当することになりました。 講習は、初日の9月15日土曜日PM01:40-03:00のコマで、題して、   うみ・そら・「おしょろ」のいいつたえ〜世界一素敵な君の教室〜   です。   【君】とは、もちろん参加者の学生のこと。   モテサクの授業は、学芸大のときから色々とエンタメ性を試してきたんだけど、今回も今までやったことのないたくさんのチャレンジを盛り込みたいと思っています。   映像はもちろん、音楽あり、照明あり、コールアンドレスポンスに、ゲームに、その他あらゆる手を使って、参加者の脳ミソを200%稼働させちゃう仕掛けを考えています。   実習は、2日目の9月16日日曜日AM08:30-11:20のコマで、題して、   海と空との間に〜今日もアツーいキミがいる〜   です。   これは、「大気海洋相互作用」の実習何かないかな、、、と考えた結果、海面水温と海上気温と海上風を船の上で実際に測ってみて、その観測結果を使ってフラックス計算をしてみよう、という実習内容。   これもモテサクの中では初の試みです。   単純な作業に見えて、結構盛り上がる要素あると思うんですよ。   というわけで、こんな挑戦的なプログラム内容を様々なスタッフが考えているので、是非是非、参加資格に該当する全国の高校生、大学1・2年生のみなさんは、日程をあけてご応募ください。

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東京おしょろ丸レポート〜パーフェクトな清潔感溢れる新車感がヤバイ〜

海好きのみなさん!これがおしょろ丸です! まずは2分バージョンどうぞ。 https://academist-cf.com/projects/67   お騒がせの通り、モテサクが2年前から所属している海洋学会の有志で、 クラウドファンディングにチャレンジしております。   目標金額は100万円。   期間は、7月27日金曜日までの残り50日です。   6/14 達成率58%、 サポーター数89名、 コメント数62件、 ¥1000×11 ¥5000×57 ¥10000×11 ¥20000×5 ¥30000×2 ¥100000×0 皆様、本当に有難うございます。 開始10日で58%の達成率、これは大変な数字ではありますが、 まだ100%ではなく、あくまで100%に満たなければ、 「船の上で海を学ぼう2018」の計画は完全に中止になります。 99%までいったとしても、100%でなければ中止。 これがクラウドファンディングの厳しさです。 しかし絶対に負けられない、と口だけで言っていても始まらない。 モテサクは、実習の講師の一人として、覚悟を決めました。 つまり。 「羽田ー函館」往復の航空券、 予約変更不可で買いました! どうですか、このおっちょこちょいぶり。 いや、おっちょこちょいじゃない。 絶対に勝ってみせる。 っていうか、みなさん! 助けて! お願いします。 そんななか、先日、東京港におしょろ丸が寄港していたので、 船内外をいろいろ見学させてもらいつつ、打ち合わせをしてきました。 その様子をいー感じに8分でまとめたので、是非どうぞ。 え?8分は長いですか? 確かに。そんなお忙しいあなたのために、2分バージョン、ご用意しました。 どうぞ。     せっかく、ここまで読んで下さったなら、あと5分下さい。 このクラウドファンディングページ、読んでもらえませんか? https://academist-cf.com/projects/67   何かを感じて頂けたら、 その想いが冷めないうちに直感に従ってクリックしてくださいませ!

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まとめ クラウドファンディングにお寄せ頂いたコメント(6/8 5AM)

みなさん!海は好きですか? https://academist-cf.com/projects/67   お騒がせの通り、モテサクが2年前から所属している海洋学会の有志で、 クラウドファンディングにチャレンジしております。   目標金額は100万円。   期間は、7月27日金曜日までの残り50日です。   初めての挑戦にさすがのモテサクも めちゃくちゃ不安だったけど、 開始4日間で想像以上のペースでご支援をお寄せ頂いています。 6/8 5AM 達成率42%、 サポーター数64名、 コメント数44件、 ¥1000×11 ¥5000×40 ¥10000×7 ¥20000×5 ¥30000×1 ¥100000×0 ご支援金額の42万8千200円にも感激しておりますが、 64名中44名の方からアツアツのコメントを頂き、 これは本当に得難い価値だと感じております。 Akio Kamiyama さん 日本にとって大切な取り組みと思います。応援しています! 2018年06月04日 10時39分 Hitoshi Sasaki さん 海洋教育そのものに興味あります。 期待しています! 2018年06月04日 11時25分 Megumi Kurihara さん 元船舶関係者としては、 かなり気になるPJ^_^ 子供達、若者の未来を応援します!! 2018年06月04日 11時40分 Mitsuyo Onishi さん 次代を担う人たちを育てるための資金をクラウドファンディングに頼らなくてはいけない時代なのですね。ほんの少しですが協力させていただきます。 2018年06月04日 12時25分 fukuoka702 さん 海洋学の魅力を多くの方々に広めてください!期待してます! 2018年06月04日 12時57分 yoshimura-t@fish.hokudai.ac.jp さん とても大事な活動だと思います。少しでもお手伝いできれば。 2018年06月04日 13時08分 Hiroko Uchida さん 日本の明るい未来、応援します! 2018年06月04日 13時16分 田中 さん 海洋国家である日本の将来を担う若き頭脳を是非とも育てて下さい。応援しています。 2018年06月04日 14時31分 Noriko Nagao さん 海に囲まれた日本で、若者が海を学ぶ機会が少しでも増えてほしいと思います。思うのは簡単ですが実施するのは本当に難しい。このチャレンジを心から応援しています! 2018年06月04日 15時34分 Kenta Irie さん とても夢のあるプロジェクトです! 海洋学の発展のため、そして何より、海洋に興味を持つ高校生の好奇心の芽を刈り取らないために、支援させていただきます! 応援しています! 2018年06月04日 15時45分 Noriyuki Sugahara さん 細やかながら、応援させて頂きます。 2018年06月04日 16時54分 Aya Omata さん 再びこの企画が戻ってくる日を待ってました!成功しますように! 2018年06月04日 16時57分 YAMASHINA Noriyuki さん 現場を知ることは大事だと思います。 練習船がない大学や航行の学生でも体験できるように、今回の実績を元に大きなファンドが付いて、定例化出来ればと思っています。 個人的に「帆船」を使っての4泊5日のセイリングの実習に参加したことがあるのですが、大変ためになりました。機会があれば、社会人向けの実習もあるとうれしいです。 2018年06月04日 17時31分 シービクセン…

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全国の高校生、大学生30人を無料で北大「おしょろ丸」に招待したい!

みなさん!海は好きですか? 海好きなアナタにどうしてもお伝えしたいメッセージを 2分の動画にしました。 良かったら聞いて下さい。 https://academist-cf.com/projects/67   実は今回、モテサクが2年前から所属している海洋学会の有志で、 クラウドファンディングにチャレンジすることになりました。   目標金額は100万円。   期間は、本日、6月4日月曜日から7月27日金曜日までの2ヶ月弱です。   内容は、   全国の高校生、大学生30人を無料で北大「おしょろ丸」に招待したい!   そのための参加者の旅費をクラウドファンディングする、というものです。   北大水産学部の「おしょろ丸5世」は、 4年前に新造されたばかりの素晴らしい船です。   それはまさに「海の上のキャンパス」。   9月15日土曜日〜17日月曜日(祝日)の三連休中、 停泊中の「おしょろ丸」で 「船の上で海を学ぼう2018」が実施される予定です。   普通は、北大水産学部の学生だけ、 しかも大人気過ぎて抽選で通った学生だけ、 の研修プログラムを、 全国の高校生、大学生にもチャンスを開きたい! という趣旨です。 https://academist-cf.com/projects/67   なんでこんなプロジェクトを考えたのか? きっかけは、日本の未来にとって、ある重要な課題から出発しています。 それを2分の動画で言い切ったので是非ご覧下さい。   つまり、このクラウドファンディングは、 今の自分たちのため、ではないってことです。   こんな未来を日本に残したい、 そんな想いが全てです。   これほど豊かな海に囲まれ、 毎日当たり前のように海の幸を頂き、 日本にない必要なものは全部海を通じて運んできて、 日本の誇る技術の詰まったものを世界に売るにも海を使っているのに、 僕らは、海について殆ど学ぶ機会がありません。   小学校、中学校、高校の理科で 「海がどのように流れ、波打ち、暖まり、 生き物たちがそれをどう利用して生きていて、 これから先どう変化し、 私達にどんな影響をもたらすのか?」 そんなことをきちんと学ぶ仕組みが 残念ながら今の教育カリキュラムにはありません。   そこで僕たちなりに、一般公開などのイベントをしたり、 一般向けの本を書いたり、色々トライしてきました。   その中で、一番内容が濃く、評判も良く、 その後にちゃんと繋がる、 と実感できる取り組みが、 「実際の船の上で船員さん、海洋学者たちと一緒に学ぶ」 という研修体験プログラムなのです。   そんな趣旨でこれから2ヶ月弱、 目標金額100万円に向かって、 僕たちの絶対に負けられない戦いが始まります。 https://academist-cf.com/projects/67   だから、応援してほしいのです。 「いいね!」や「シェア」や「リツイート」して頂くだけでも、 モテサクは泣いて喜びます。   一口1000円だけでも未来の海洋学に出資して下さったら、 今後モテサクは死ぬまでアナタをえこひいきします。   1万円の高額出資を頂くと、 当日の記録動画にアナタのお名前のクレジットが入り、 2万円以上の超高額出資を頂くと、 参加した学生たちから涙なしには、 見られない感動のビデオレターが届きます。   自分は学生じゃないけど、 なんならおしょろ丸で自分も実習受けたい、 という方にも先着5名様だけ、 10万円のご出資でプロジェクト参加権を取得して頂けます。   これ、2泊3日の極上のプレミアム北海道旅行が10万円ぽっきり、って、 案外これはお得な値段設定で個人的には自分が買いたいくらいです。   あ、ご自宅から「おしょろ丸」が停泊している 「函館どつく」までの旅費は自己負担でございます。 最先端設備を持つおしょろ丸2泊3日食事付き、 もれなく参加者40名との堅い絆付き、 そして何より今回逃したら次はないプレミアムイベント、 の10万円でございます。   1泊5万円のスイートルームだったら、 そのお金さえ払えばいつでも誰でも泊まれます。 ひろーいお部屋に一人でゆーーっくり、 それも確かに贅沢の一つかもしれません。   それとは全く違うけど、 「30名の参加者と全国の支援者全員の絆」 をとびきりの実習内容付きで味わうのは、 これ以上ない贅沢…

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全国の高校生、大学生40人を無料で北大「おしょろ丸」に招待したい!

みなさん!海は好きですか? 海好きなアナタにどうしてもお伝えしたいメッセージを 2分の動画にしました。 良かったら聞いて下さい。 https://academist-cf.com/projects/67   実は今回、モテサクが2年前から所属している海洋学会の有志で、 クラウドファンディングにチャレンジすることになりました。   目標金額は100万円。   期間は、本日、6月4日月曜日から7月27日金曜日までの2ヶ月弱です。   内容は、   全国の高校生、大学生40人を無料で北大「おしょろ丸」に招待したい!   そのための参加者の旅費をクラウドファンディングする、というものです。   北大水産学部の「おしょろ丸5世」は、 4年前に新造されたばかりの素晴らしい船です。   それはまさに「海の上のキャンパス」。   9月15日土曜日〜17日月曜日(祝日)の三連休中、 停泊中の「おしょろ丸」で 「船の上で海を学ぼう2018」が実施される予定です。   普通は、北大水産学部の学生だけ、 しかも大人気過ぎて抽選で通った学生だけ、 の研修プログラムを、 全国の高校生、大学生にもチャンスを開きたい! という趣旨です。 https://academist-cf.com/projects/67   なんでこんなプロジェクトを考えたのか? きっかけは、日本の未来にとって、ある重要な課題から出発しています。 それを2分の動画で言い切ったので是非ご覧下さい。   つまり、このクラウドファンディングは、 今の自分たちのため、ではないってことです。   こんな未来を日本に残したい、 そんな想いが全てです。   これほど豊かな海に囲まれ、 毎日当たり前のように海の幸を頂き、 日本にない必要なものは全部海を通じて運んできて、 日本の誇る技術の詰まったものを世界に売るにも海を使っているのに、 僕らは、海について殆ど学ぶ機会がありません。   小学校、中学校、高校の理科で 「海がどのように流れ、波打ち、暖まり、 生き物たちがそれをどう利用して生きていて、 これから先どう変化し、 私達にどんな影響をもたらすのか?」 そんなことをきちんと学ぶ仕組みが 残念ながら今の教育カリキュラムにはありません。   そこで僕たちなりに、一般公開などのイベントをしたり、 一般向けの本を書いたり、色々トライしてきました。   その中で、一番内容が濃く、評判も良く、 その後にちゃんと繋がる、 と実感できる取り組みが、 「実際の船の上で船員さん、海洋学者たちと一緒に学ぶ」 という研修体験プログラムなのです。   そんな趣旨でこれから2ヶ月弱、 目標金額100万円に向かって、 僕たちの絶対に負けられない戦いが始まります。 https://academist-cf.com/projects/67   だから、応援してほしいのです。   「いいね!」や「シェア」や「リツイート」して頂くだけでも、 モテサクは泣いて喜びます。   一口1000円だけでも未来の海洋学に出資して下さったら、 今後モテサクは死ぬまでアナタをえこひいきします。   1万円の高額出資を頂くと、 当日の記録動画にアナタのお名前のクレジットが入り、 2万円以上の超高額出資を頂くと、 参加した学生たちから涙なしには、 見られない感動のビデオレターが届きます。   自分は学生じゃないけど、 なんならおしょろ丸で自分も実習受けたい、 という方にも先着5名様だけ、 10万円のご出資でプロジェクト参加権を取得して頂けます。   これ、2泊3日の極上のプレミアム北海道旅行が10万円ぽっきり、って、 案外これはお得な値段設定で個人的には自分が買いたいくらいです。     これ、2泊3日の極上のプレミアム北海道旅行が10万円ぽっきり、って、 案外これはお得な値段設定で個人的には自分が買いたいくらいです。   あ、ご自宅から「おしょろ丸」が停泊している 「函館どつく」までの旅費は自己負担でございます。 最先端設備を持つおしょろ丸2泊3日食事付き、 もれなく参加者40名との堅い絆付き、 そして何より今回逃したら次はないプレミアムイベント、 の10万円でございます。   1泊5万円のスイートルームだったら、 そのお金さえ払えばいつでも誰でも泊まれます。 ひろーいお部屋に一人でゆーーっくり、 それも確かに贅沢の一つかもしれません。…

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