【第5回サイエンスパフェ14分バージョン】
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気象予報士と気象庁の連携をさらに緊密にするには?
5月14日気象庁講堂で開催される
メソ気象研究会の討論テーマのリハーサルとして
ざっくり喋ってみました.
パフェ史上,かつてない濃密さとなった第5回.
後半は盛り上がり過ぎて,かなりギリギリトークに
なったのでそこも見たい,と思って下さった方には,
こちらへ何かしらコメントを入れて頂けたら,
限定公開である旨を了承頂いた上でリンクをさしあげます.
日時:2013年5月14日(火)(大会前日)13:30~17:30
場所:気象庁講堂(東京都千代田区大手町1-3-4)
テーマ:「梅雨期の大雨 ~平成24年7月九州北部豪雨~」
コンビ-ナー: 加藤輝之,楠 研一(気象研究所)
内容:
昨年(2012年)7月12日から14日にかけて
九州北部では日降水量500mmを超える大雨が降り,
各地で土石流や洪水による災害がもたらされました.
平成21年7月中国・九州北部豪雨をはじめ,
梅雨期には毎年のように日本列島各地で大雨が発生します.
今回のメソ気象研究会では,
気象災害委員会との合同企画として,
出水期前の防災意識向上も念頭に,
昨年の大雨の話題を中心に
「梅雨期の大雨」について取り上げます.
研究会前半では昨年の大雨の被害状況や発生要因,
梅雨期の大雨についての先端研究を
一般の方にも理解しやすいように講演して頂きます.
後半では,昨年の大雨での気象庁の対応と
現状のナウキャストの
紹介・課題について講演して頂きます.
また,総合討論では2名の方に話題提供してもらい,
大雨に関したメソ気象研究をどのように
一般社会に還元していくべきかについて
議論したいと考えています.
幅広い方面からの多くの方々の
ご参加と活発な議論をお願いします.
暫定プログラム:
13:30-13:35 趣旨説明
13:35-14:05 平成24年7月九州北部豪雨(矢部川や豊後竹田)での被害調査
林 泰一(京都大学防災研究所)
14:05-14:35 平成24年7月九州北部豪雨の発生要因
加藤輝之(気象研究所)
14:35-15:05 梅雨期の大雨における台風の遠隔影響
休憩
15:20-15:50 平成24年7月九州北部豪雨での気象庁の対応
木下 仁(福岡管区気象台)
15:50-16:20 気象庁のナウキャストの現状と課題
佐々木洋(気象庁予報課)
休憩
1630-1730 総合討論
話題提供:先端研究と一般市民の防災意識をつなげるもの
茂木耕作(海洋研究開発機構)
メソ気象研究や気象庁に対する要望と期待
佐々木恭子(気象予報士)