ある復興支援に関わる会でのスピーチ

Youtubeにアップしました. Please take a look at my presentation about the 2011 earthquake in Japan. Pidato saya pada pemikiran setelah bencana 311 telah diunggah di Youtube. “2011年(ねん)3月(がつ)11日(にち) 東日本大震災(ひがしにほんだいしんさい)の 後(あと)の1年間(ねんかん), 本(ほん)の執筆中(しっぴつちゅう)に考(かんが)えたこと.” 1 tahun setelah Gempa Jepang Besar Timur 11 Maret 2011, Saya berpikir bahwa dalam penulisan buku ini. ‘ 気象学(きしょうがく)の研究者(けんきゅうしゃ)として, 僕(ぼく)は,何(なに)をしたらいいのか? What can I do as a meteorologist? Sebagai seorang peneliti meteorologi, dan saya, apa yang harus saya lakukan? 研究者(けんきゅうしゃ)に最(もっと)も必要(ひつよう)なことは, 専門外(せんもんがい)の全(すべ)ての人(ひと)に “目線(めせん)を合(あ)わせて対話(たいわ)” しようとする姿勢(しせい) だと僕(ぼく)は思(おも)いました. What I have to do is, having a sincere dialogue with various people. Ketika saya membutuhkan “dialog yang cocok sekilas”, pikirku. 専門外(せんもんがい)の人(ひと)と “目線(めせん)を合(あ)わせた対話(たいわ)” を実現(じつげん)するような本(ほん)が書(か)けないか? My challenge is writing a book that is realizing such dialogue. Saya ingin menulis…

Continue reading →

本を執筆することで得られるもの

一言でその答えを言えば, 「良質な出会い(再会も含む)」 です. 拙著「梅雨前線の正体」 の発売開始が6月8日. それからまだ2ヶ月経っていません. なのにこの間で自分でも信じられないくらい, 多くのお誘いと出会いと感動がありました. たくさんあっても一つ一つの出会いが, もの凄く記憶にハッキリと残っています. 普段色々すぐ忘れるのに, その事自体に自分でも驚いています. そしてそれらが明らかに 自分を大きく変え, 成長させてくれ, 周囲にも良い変化を少しずつ作れていることを 実感しています. 本の執筆をさせて貰えることは, 最初から嬉しかったのですが, 正直言って執筆を通じて 自分に何が得られるのかを 把握できていませんでした. 「印税はいくらです」みたいな話も 書き終わってからしましたし・・・ お金が欲しかったわけじゃないのは 本当にそうなのです. でもタダではない何かを作り, お代を頂くということを実際にやると, 全く想像していなかった感覚を たくさん味わうことができました. 自分の創りだした作品に対して, 「お代を払ってくれる」 という行為自体に純粋に僕は感動しました. そして, それを読む, 読んだ感想をまとめる, 僕を含めた誰かにそれを伝える, それをきっかけにした新しい提案を考える, 新しい提案を実現しようと準備する, といった膨大な時間的対価を たくさん”払って”下さる方々と 次々に出会うことができました. おかげで, https://www.facebook.com/BaiuFrontID でも毎日お伝えしている通り, 感動の連続で休まる暇もなければ, 休む気にもなれない, という経験したことのない 知的興奮に満ちた1ヶ月半になってしまいました. そうか. やっと分かりました. 本が世の中にこんなにたくさんある意味が. 僕は今まで全然知りませんでした. でも今はハッキリと分かります. 売れても売れなくても,結果的な売上が何冊でも, Amazonの順位が何位でも,印税が何%でも, 必ずこれだけは本を書くと得られると. それが 「良質な出会い(再会も含む)」 です. 東京堂出版営業の郷田部長,鈴木次長,力久係長, 三省堂書店の理学書フロア担当のみなさん, 紀伊國屋書店のフロア担当のみなさん, 紀伊國屋営業の山下さん, 紀伊國屋書店電子書籍担当の新田さん, 気象キャスターネットワークの岩谷さん,田代さん, 気象キャスターネットワーク気象講座参加者のみなさん, 非常勤講師で授業を聞いてもらっている東京学芸大学1年生のみなさん, 第5回文教交流会でお会いした教育の未来を考えておられるみなさん, Twitterで毎日話しかけて来て下さるみなさん, Facebookで毎日「いいね!」をして下さるみなさん, Amazonで「いいね!」とレビューまでして下さるみなさん, 所属のJAMSTEC内でもこれまできっかけがなかったのに興味を持ってくださったり, 図書館で推薦してくださったり, 一般公開セミナーの動画を綺麗に編集してくださったりした方々, ・・・ 出版されてしまった後なので, 謝辞に記すことができませんでしたが, 本当に本当にたくさんの 得難い何かを与えて頂き, 心から感謝しています. これからもよろしくお願いします!

Continue reading →

ポジティブオンリー・テイク・ア・リスク( 前だけ向いて当たって砕けろ)。

今、修正のため自分の本を読み返してみると、もう我ながらアホかというほど、そんな感じです。 そんなにたくさん本読んでる方ではないですけど、構成、説明、デザイン、付録、索引、PV、あらゆる部分において、 「こんな本ねーよ!」 ってことでも思いつくままにほとんどのことが実現されつつあります。 「無理ならいいんですけど、、、こんなんできます?」 「すごい!!!!それは思いつきませんでした。やりましょう!!!!」 出版社の制作担当の方とこんなやりとりをこの2週間だけで何十回やったか分かりませんが、ダメ元のつもりが9割以上実現できちゃってます。 これまでこんなに強く「やればできんじゃん!!!」って思ったことない気がします。 本のこと以外で、 「やっても無理なんじゃないか」 と行動も起こさずに諦めてる、あるいは、諦めてしまったことすら忘れてることが結構あるような気がして、もう一回振り返りたくなりました。 ポジティブオンリー・テイク・ア・リスク。 #熱帯気象学の古典理論:positive-only wave CISKから語呂をモジったのは、勿論です。 #何ソレ?という人は、、、本当に気になったら調べてみてくださいね。

Continue reading →

本のチラシを自作してみた

学会でもお馴染みのアノ人達が続々と登場する 痛快アドベンチャー。 鬱陶しい梅雨を楽しみに変える見方とは? 自称世界一のスゴユル(スゴくユルい)研究者が 限界までハジけ切った渾身の問題作!! 「呑み会でも普通はここまでやらかさない」(著者談) 著者割引・送料無料\2000(税込定価\2520) 予約先着100名様にオリジナル特典付き 予約フォーム:http://bit.ly/HWaVSA 公式Facebookページ:http://on.fb.me/HQGQqC

Continue reading →

一般向け科学読み物を書く難しさを克服した方法

このブログでも何度かご紹介している一般向け科学読み物「梅雨前線の正体(東京堂出版)」について、今日は執筆過程の一つとして「一般向けに分かり易く書く難しさ」についてお話します。 実は,本の執筆を始めた当初,私は,梅雨前線の研究についてどのような整理の仕方や解説の仕方をすれば「一般向けに分かり易い」のか,全く見通しを持てずに途方に暮れてしまっていました.私が生まれる前から何十年も行われてきた膨大な研究の知見を前に,力が入りすぎてしまっていたのです. 一般的に言われていること,ちょっと踏み込んだ話,最先端の研究の現状,どれについてもそれぞれ一冊になるほど多くの知見があり,課題も山のように残されています.しかし,詳しく書き過ぎれば途中で疲れてしまう人の顔が浮かび,あまり表面的な記述だけになっても物足りなさを感じる人の顔が浮かびました.「一般向けに易しく解説」と思って色々と書いてみるのですが,自分の中での「一般」が漠然とし過ぎていて,どの部分の解説にも全く自信が持てなかったのです. そんな情けない気分になりかけていたとき,答えをくれたのは,最近知り合った何人かの大学生たちでした. 「茂木さんの本なら読んでみたい」 何気なく,あるいはお世辞で言ってくれたのでしょうが,僕には涙が出るほど嬉しく,力の湧く言葉でした.そして,伝えるべき相手,つまり, 本の中で一番「おもてなし」をすべき相手の顔 がはっきりと思い浮かぶようになり,ようやく止まっていた筆が進み始めました. そうして筆が進み始めると,僕はできるだけ執筆の進展を周囲に伝え,原稿をできるだけ多くの方々に点検してもらうようにしました.すると,想像していたよりも遙かに多くの反響と意見が集まりました.紙に赤ペン,メール,Googleドキュメント,Facebook,Twitterなど,なんらかの形で反応を示して下さった方は100人以上にのぼり,ある意味でそうした方々との共著とも言えるものが書けたように思います. その反応が執筆の助けになったのも,全ては, 相手の顔が見えている からです.顔が見えている反応だから,コメントに込められたニュアンスだけでなく,その人だったらこういう話も喜ぶんじゃないか,という新しいアイデアもどんどん湧いてきて,ますます筆が進むようになりました. そんな様々な形でのやりとりを重ねながら書き進めた結果, 「居酒屋で美味しい料理をつつきながら,大学生たちと梅雨に関わる色々な話をしている」 といったレベルでの言葉があちこちに並ぶ,我ながらとても躍動感のある仕上がりになりました.居酒屋で他人が話しているのを聞いて万人が面白いとはもちろん思いませんが,少なくとも楽しそうに話しているなあ,とは思ってもらえるんじゃないでしょうか. 結局,こうして無事に書き上げてみて分かったのは, 顔の見えない「一般」に向けて書く,ということは「誰のためにもならない」 ということです.年齢も性別も職業も具体的にイメージできない「一般」に向けて書いてみても,結果的に「誰にも響かない」文章にになってしまい,自分で読んでいても躍動感の欠片もなくて,実につまらないのです.自分ですら楽しくない後ろ向きの気持ちで書いた文章など,誰も喜ばないし,自分を含めて誰も得をしないのが分かっているから,そんな非生産的なことに筆が進むはずもなかったわけです. これと全く同じことをきちんと理詰めでまとめて精神科医の方が説明された本も出ています(僕が苦しみ終わった後に出版されたので,僕は遠回りしてしまいました). SNSの超プロが教える ソーシャルメディア文章術 作者: 樺沢紫苑 出版社/メーカー: サンマーク出版 発売日: 2012/04/04 メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 90回 この商品を含むブログ (7件) を見る 僕の周辺では,「一般」に向けて書いたり,講演で話したりしようとして「伝わらない・手応えがない・だから楽しくない」といった,同様の悩みを抱えているように見受けられる人がたくさんいます. このブログは,そうした何人もの人達の顔を具体的に思い浮かべながら書かせて頂きました. 同じ悩みを持ったことのある者として,この文章が何かの一助になればいいな,と思います. そしてその人達なりの別な解決策がもし見つかったときには,それも一緒に共有できたら嬉しく思います.

Continue reading →

「梅雨前線の正体」へご招待

「事実は小説よりも奇なり」ならば「科学も小説より奇なり」!! 付き合いにくい梅雨を楽しむための見方とは? 不快を愛着に、不思議を納得に、知識を理解に変える旅へご案内します。 第一章  〜大学に入るまでずっと感じてきた苛立ちと疑問に少しずつ納得し始める物語〜 第二章  〜大学院時代にでかけた観測をきっかけにその姿を改めて見直していく物語〜 第三章  〜研究員になってからめぐりあった三つの物語〜 2012年6月、東京堂出版から全国の書店で発売。 税込み定価2520円です。

Continue reading →

「梅雨前線の正体」で取り上げたトピックの原作リスト 

「梅雨前線の正体(新田尚 監修 茂木耕作 著 東京堂出版から2012年6月刊行予定)」 は、一般向けの読み物と言うことで、英語論文は、本文中に掲載していません。 ただ、中には、原作を読むことに挑戦してみたいと思って頂ける方もおられるかもしれないので、ここに原著論文リストを掲載しておきます。 第2章「梅雨前線の姿」の原作 茂木耕作,2006:東シナ海上の梅雨前線南側における降水系の形成機構〜水蒸気前線の発見〜―2005年度山本・正野論文賞受賞記念講演―. Vol. 53, No. 8, 2006, 3-17. 茂木耕作,2010:新用語解説「水蒸気前線」. Vol. 57, No.1, 55-56. Moteki, Q., H. Uyeda, T. Maesaka, T. Shinoda, M. Yoshizaki, and T. Kato, 2004a: Structure and development of two merged rainbands observed over the East China Sea during X-BAIU-99 part I: Meso-beta-scale structure and development processes. J. Meteor. Soc. Japan, 82, 19-44. Moteki, Q., H. Uyeda, T. Maesaka, T. Shinoda, M. Yoshizaki, and T. Kato, 2004b: Structure and development of two merged rainbands observed over the East China Sea during X-BAIU-99 part II: Meso-alpha-scale structure and build-up processes of convergence in the Baiu frontal region. J. Meteor. Soc. Japan, 82, 45-65. Moteki, Q., T….

Continue reading →

理系のためのクラウド知的生産術 (ブルーバックス) [新書] (堀 正岳 著)

Facebookより転載。 理系のためのクラウド知的生産術―メール処理から論文執筆まで (ブルーバックス) 作者: 堀正岳 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2012/01/20 メディア: 新書 購入: 7人 クリック: 69回 この商品を含むブログ (24件) を見る 全てを取り入れることはしなくて良いと思うけど、全ての研究者に読んで欲しいと強く思う本。 特にこれから財産を築き上げていく学生や若手研究者は避けずに向き合って見て欲しい。 堀正岳さん、本当に有り難う、な本です。 堀さんのような方が、自分の凄く近い研究分野で活躍しながら、こうした本まで書いてくれていることは、ものすごく幸運だと思う。 もっと言えば堀さんが所属している全ての団体は、間違いなく幸運な団体だと思う。 P130 ・(雑多なやるべき作業を)頭の外(クラウド)に追い出すことの大切さ P175 ・(一人でこもらずに)ソーシャルな研究者(として分野全体に貢献できるよう)になろう

Continue reading →

「自分ホメ 毎日が100%輝く魔法の言葉」谷口祥子 著

またまたFacebookからの転載。 自分ホメ 毎日が100%輝く魔法の言葉 作者: 谷口祥子 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2012/01/26 メディア: 単行本 クリック: 14回 この商品を含むブログ (2件) を見る 自分を褒めまくろう、自分の短所より可能性に目を向けるだけで本当に人生が変わる、という本。 自分がもしポジティブな方だと思っていても、気付かないうちに内心でネガティブになるきっかけを自分で作ってしまっていたりします。 その具体的な心情や感想や言葉の使い方を丁寧に拾って、ポジティブな方向に向く言葉に自然に置き換える方法が書いてあります。 心がけ、というだけだといつしか曖昧になって忘れてしまうので、きちんと儀式として型を作っておくのも大事なんだな。 これからは授業の前に「もてさくの授業はめっちゃ楽しくてためになってすっきりする!!」ってトイレでつぶやいてからのぞもうと思う(^_^)

Continue reading →