天災は忘れた頃にやってくる、と90年前に言った人の研究

寺田寅彦は、90年前に「天災は忘れた頃にやってくる」と言った。 その人のお弟子さんが、「雪は天から送られた手紙」と言った中谷宇吉郎。 今の気象に携わる人、防災に携わる人は、みんなその延長線上にいる。 そこで少しさかのぼってみることにしました。   寺田寅彦は、本当に面白い人で、 尺八の音響の研究で博士号をとっ...

Blockbuster to break the common sense while we

モテサクの最新MJO論文がWEB公開されました。Blockbuster to break the common sense while we。別刷りもたくさんあるのでご希望の方はメッセージを。 モテサク初の単著論文の視点は、「世界の気候を支配する熱帯の雲軍団MJOを更に裏から操るモノとは?」というところ。MJOを主役にした多くの論文では、「MJOはなんでそんなにスゴイのか?」という...

茂木耕作の環境場としてのMR1504観測航海 

相互作用が重要です。 大気と海洋の。 その通りだと 研究をすればするほど 納得はします。 でもそれと同時に、 自分と自分の周りの相互作用にも、 そうした自然の理と似たようなものを 感じるようになってきました。 本当かどうか確かめるには、 自分を色んな環境に移動させて、 自分との周りの相互作用を 観測する必要があります。...

日本に大寒波を引き込んだ張本人はインドネシアにいる

日本は絵に描いたような大寒波襲来。 大概、ヤツがやってくると何処から来たのか、 ああ、シベリアか、確かに凄く冷えている、、、 という話になります。 しかし、 シベリアが寒いのはいつものことでも、 大寒波が日本にやってくるのは、 何かしら別の条件が整ったとき。 つまり、大寒波襲来には、 押し出す力と引き込む力の両方が 必...

虹をくぐり抜ける条件

真正面から虹をくぐり抜けて その先のみらいを掴むには、 必ず必要な条件があります。 第一に、 強い向かい風であること。 第二に、 太陽の光に背を向けて進んでいくこと。 第三に、 くぐり抜ける瞬間から 土砂降りの雨に打たれること。 自然とは、そういうもの。 美しい色は、 強い光の反対側に生まれる。 美しい瞬間は、 厳しい...

紺碧に放たれたみらいのタマゴ

みらいのタマゴは紺碧に放たれ、 いずれ孵化すると明日の天気予報となって、 僕らのもとに帰ってきます。 白身はヘリウムガス。 中身は気象センサー。 上空25kmの高さ、 飛行機雲の遥か上の上まで、 浮かび上がりながら気温と湿度と風を測り続けて、 船にラジオで生中継してくれます。 ラジオを聞いた感想を僕らは、 決まった書式...

親潮にのって

間もなく黒潮を越えるとこまで南下してきました。 昨日より若干気温が上がったかな? 18℃前後ですが風が穏やかで外に出ても寒くはありません。 海面水温は20℃まで上がってきました。 15℃〜17℃程度だった親潮を抜けて、 黒潮との合流に近づいているようです。 今日の船内は、午後に避難訓練を行い、 その後、観測全体の概要を...

半年に一度の大給油

海洋地球観測船みらいでインド洋のスマトラ沖、 世界の対流中心での大気海洋観測に向けて、 まもなく八戸港を出港します。 その前に半年に一度の大給油。 みらいのオナカを一杯にして出発に備えます。 給油管を挿すだけでもクレーンでつり、 接続部をぶっといボルトで固定し、、、 何十人もの人が関わるものすごい大変な作業です。 船員...