モテサク新作、第三章はなんでしょう?

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「天気と気象について
わかっていること いないこと」
ベレ出版
筆保 弘徳 (著, 編集), 芳村 圭 (著, 編集), 稲津 將 (著),
7人の若手研究者仲間で一気に創りあげた,
新作発売まであと5日。
今日フィーチャーするのは、
第三章「竜巻の研究」の執筆担当,吉野純さん.

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温帯低気圧,台風,ときて,
誰もが目をそらすことのできない,
”地球上で最も強い風を吹かせる”
現象が竜巻です.
2012年5月6日のつくばで大きな被害をもたらした竜巻は,
みなさんの記憶にも新しいところでしょう.
多くの映像などからも分かる通り,
竜巻は,通常の気象ではあり得ないほどに
強烈な風速で致命的な被害をもたらします.



この章では,竜巻を理解する上で欠かせない
”ミスター・トルネード”
と呼ばれる伝説的な日本人研究者,
藤田哲也博士の功績から物語が始まります.
気象学にもノーベル賞があったなら
間違いなく最初に受賞したであろう,
とまで言われるほどに
今日の気象学発展の礎を築いた博士の功績を辿ると,
竜巻研究の歴史そのものと言っても過言ではありません.
そのミスターの積み上げた功績の上で,
最先端の技術を結集した竜巻予測への挑戦.
謎が一つ解明されるごとに
新たな謎が10生まれる現状.
それをどうやって越えて行けばいいのか?
この章を通じて,あなたも当事者の一人として,
一緒になって考えてみませんか?
3. 竜巻の研究 【吉野純】
3.1 ミスター・トルネードの功績〜竜巻を測る〜
・ミスター・トルネード藤田哲也博士
・竜巻の強さスケール −藤田スケール
・音速竜巻!? −強化藤田スケール
藤田スケールでみる米国と日本の竜巻
3.2 ストームチェイサーがとりつかれる竜巻〜竜巻の中へ!〜
・ストームチェイサー −VORTEX−
・竜巻の渦はどこからやってくるのか?
・ミスター・トルネードの更なる発見 −吸い込み渦−
・竜巻にも眼はあるのか?
3.3 竜巻の人口制御と予測〜竜巻への挑戦〜
・竜巻の人口制御の試みと挫折
・竜巻予測は可能なのか?

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motesaku
気象楽者 海洋研究開発機構 研究員 東京学芸大学教員養成課程 非常勤講師(地学実験・気象楽プログラム担当) 39歳 気象楽者。 2012年「梅雨前線の正体(東京堂出版,2015年現在3刷り)」を上梓し、気象学を童話的ストーリーで「文系だから・・・」と苦手意識を持つ人達にこそ伝え、楽しみ、共に考える取り組みを始める。 しかし、ただ親しみ、楽しむだけでは、天気・気象に「受け身」のまま、情報に振り回されてしまう人が多いことに気付き、「能動的」に天気と付き合い、向き合うための活動として、「サイエンスパフェ」を始める。 2013年「天気と気象についてわかっていることいないこと(ベレ出版)」を上梓し、気象学と日常生活を楽しみながら能動的に結びつけるための方法を提案する。 2014年4月「ニコニコ超会議・ニコニコ学会β」に登壇し、4万人の視聴者の前で「JAMSTEC・・・大丈夫か」と心配される。 NHK教育テレビ「学ぼうBOSAI」の出演・製作を経験し、災害情報発信の在り方を模索する中、講演依頼の増加に伴って、全ての人が災害を倒すためにできることに向き合う「災害バスターズプログラム」を立ち上げる。 生い立ちや赤裸々なプライベートはこちらを。 モテサク伝説@storys.jp

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