動画書評に気合い入れ過ぎて着るもののチョイスがイタイ

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けど,言ってることは我ながらかなりまともなんで是非ご覧くださいませ.
http://bit.ly/1fjT4BT

東日本大震災からちょうど3年経ち,復興や原発に関する様々な問題は多くの人が発信し議論され続けていますが,そもそもの地震そのものについて理解がないまま進んでいるものも多いようにモテサクは感じています.

大木 聖子さんはこれまで何冊も素晴らしい本を出されてますが,このカタチのものをどーーーーーしても仕上げたかったんだな,と僕には感じられました.
それぐらい情熱がなきゃ絶対できない,っていうくらい作りこまれた本です.

地震防災はじめの一歩(大木聖子 著) 東京堂出版
http://amzn.to/1cqqa8r

こどもたち同士の会話から素朴な疑問や関わる大人たちとの会話の中でひとつづつ地震防災の問題に向き合うストーリー形式は,今までの本とは全く違う次元で当事者意識を抱かせてくれます.

自分の街に,自分の身の周りに,自分自身に向き合えるかどうかが,自分の身を守れるかどうかの分かれ目.

特に,親がこどもたちに向けてかける様々な言葉は,改めて防災に限らずはっとさせられる部分も多いはず.

大人が押し付ける答えではなく,こどもたちが自分自身で答えを探し,決めて,動く,ということを促す言葉を持っているかどうか,それが本当に子供を守る,ということ.

その姿勢が徹底された本は,モテサクが知る限りこれが初めてです.

地震を避けることは絶対にできない日本に全ての人にとって,この”はじめの一歩”が求められます.

乱暴に言えば,もうここまで素晴らしい本なんだし,国が全国民に配ればいい!!,と本気で思っちゃう.

そんな本.

連日オススメし過ぎで申し訳ないですが,優先順位あえてつけるなら,この本をまず1番に考えて欲しいです.

ならその格好はもうちょっと考えた方が良かったんじゃないのか,って?
すいません,読み終わって急に動画とりたくなって,夜中のおかしなテンションだったので,,,いや,一瞬これはイタすぎるから取り直そうかな,とか思ったんですが,飾りのないライブ感出したかったんで,このまま行きます!
大木さんゴメンネ.

ということで,どうぞ!
http://bit.ly/1fjT4BT

地震防災はじめの一歩(大木聖子 著) 東京堂出版
http://amzn.to/1cqqa8r

大木さんが出演してるNHKの学ぼうBOSAIもWEBで見られますので合わせてご覧になってみてください.
http://www.nhk.or.jp/sougou/bosai/

内容紹介
子どもの命を地震から守る、最新の知見を盛り込んだ防災の本です。おうちの中、学校、通学路と具体的な内容で、
直ぐに実践でき、読み進めていくうちに地震のメカニズムもわかります。ストーリー仕立ての平易な文章なので、子どもたち自身でも楽しく読めます。
地震のときに「まさか!」ではなく「いつ起こってもだいじょうぶ」になる知恵がつめこまれています。

地震防災はじめの一歩(大木聖子 著) 東京堂出版
http://amzn.to/1cqqa8r

ちなみに,編集者は,2年前に「梅雨前線の正体」を担当してくれたMomoko Naritaさん.

あとがきに書かれた彼女と大木さんのストーリーを読んで,本って編集者の情熱から始まって創りあがるもんなんだな,と改めて強く強く思いました.

motesaku
気象楽者 海洋研究開発機構 研究員 東京学芸大学教員養成課程 非常勤講師(地学実験・気象楽プログラム担当) 39歳 気象楽者。 2012年「梅雨前線の正体(東京堂出版,2015年現在3刷り)」を上梓し、気象学を童話的ストーリーで「文系だから・・・」と苦手意識を持つ人達にこそ伝え、楽しみ、共に考える取り組みを始める。 しかし、ただ親しみ、楽しむだけでは、天気・気象に「受け身」のまま、情報に振り回されてしまう人が多いことに気付き、「能動的」に天気と付き合い、向き合うための活動として、「サイエンスパフェ」を始める。 2013年「天気と気象についてわかっていることいないこと(ベレ出版)」を上梓し、気象学と日常生活を楽しみながら能動的に結びつけるための方法を提案する。 2014年4月「ニコニコ超会議・ニコニコ学会β」に登壇し、4万人の視聴者の前で「JAMSTEC・・・大丈夫か」と心配される。 NHK教育テレビ「学ぼうBOSAI」の出演・製作を経験し、災害情報発信の在り方を模索する中、講演依頼の増加に伴って、全ての人が災害を倒すためにできることに向き合う「災害バスターズプログラム」を立ち上げる。 生い立ちや赤裸々なプライベートはこちらを。 モテサク伝説@storys.jp

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