ブログ再挑戦の背景を探る

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はじめまして。モテサクこと、茂木耕作です。

中島聡さんのブログ(Life is beautiful)と本(エンジニアとしての生き方)とUSTREAM(同書出版記念講演会)にあった「実名ブログのススメ」的内容に感化されて、自分のブログを立ち上げてみることにしました。

ブログには、これまでも何度かトライして挫折してきたものの、今回の感化のされ方には少し期待しています。

僕は、気象観測研究を職業としていますが、気象だけでなく、興味のわくもの全てを観測して、ブログにまとめていこうと思います。
できれば、それらの興味の対象を少しでも「研究」して、「自分にとって何故そんなに興味深いのか」を明らかにすることに挑戦していきます。

というわけで、今、興味あるものの1つ目。

散々挫折してきたのに再びトライしようとしている「ブログ」に興味があるのは間違いないですね。
(もっと根本的には「ブログに興味を持っている自分」に興味がある。)

ブログに興味を再び抱いた理由は、冒頭にも書いた中島聡さんの著書の影響が一つ。
もう一つは、中島聡さんを知るきっかけとなった梅田望夫さんの著書。


梅田望夫さんの著書は数冊ほど読みましたが、おおもとは、iPhoneアプリ書籍「iPadがやってきたからもう一度ウェブの話をしよう」が始まりでした。

中島聡さんは、そのiPhoneアプリの開発者ということと対談者ということで初めて知りました。

梅田望夫さんは、産経新聞の一面にやたらと共感させられてしまうコラムを書いておられたことで知りました(「最近の若い者は・・・、素晴らしい!」という主張は、珍しく且つ衝撃でした。「最近の若い者はケシカラン」というありきたりな主張は全く納得できない割に永遠のモノだろうと諦めていましたが、氏はそれらを様々な側面から綺麗に覆しておられます)。

なるほど。

何故、ブログに対する漠然とした興味が育ってきたのかが、書いている途中で思い出せるのは面白い。

(梅田望夫氏の文章からの勝手なまとめ)

「ブログとは、知的生産のための道具としての意義が大きい」

(中島聡氏の文章からの勝手なまとめ)

「ブログの最大のメリットは、自分の頭の中で混沌としている漠とした考えを整理できること」

「実名」で書こう、というのは、冒頭の中島さんの著書にそうあったから。
結局、僕は、ネット上だけでの発信、交流になってしまう匿名ならば、あまり興味を持てないようです。
可能性として、実世界における発信、交流の下地として面白い、と思ったから実名を選びます。
中島さんは、「採用面接などの際にはブログの内容の方が履歴書よりよっぽど役立つ」と書いておられました。
別に就職に限らず、新しく出会った方やちょっと知っているけど普段会う機会の少ない方に対して、いつかは「こんなことをブログに書いているような人間です」と一言で自己紹介できるとすると、今までの付き合いではなかった何かが生まれそうな期待もあります。

そんなわけで、ブログに対するうっすらとした興味が徐々に育って、重い腰を上げるのに半年以上かかっているけど、ルーツは、梅田望夫さんの文章にあるということ自体、今日書いてみて初めて気付きました。これは今日の研究成果だな。

お二人の言葉はきっと正しい。

今書きながらそれを実感しています。

motesaku
気象楽者 海洋研究開発機構 研究員 東京学芸大学教員養成課程 非常勤講師(地学実験・気象楽プログラム担当) 39歳 気象楽者。 2012年「梅雨前線の正体(東京堂出版,2015年現在3刷り)」を上梓し、気象学を童話的ストーリーで「文系だから・・・」と苦手意識を持つ人達にこそ伝え、楽しみ、共に考える取り組みを始める。 しかし、ただ親しみ、楽しむだけでは、天気・気象に「受け身」のまま、情報に振り回されてしまう人が多いことに気付き、「能動的」に天気と付き合い、向き合うための活動として、「サイエンスパフェ」を始める。 2013年「天気と気象についてわかっていることいないこと(ベレ出版)」を上梓し、気象学と日常生活を楽しみながら能動的に結びつけるための方法を提案する。 2014年4月「ニコニコ超会議・ニコニコ学会β」に登壇し、4万人の視聴者の前で「JAMSTEC・・・大丈夫か」と心配される。 NHK教育テレビ「学ぼうBOSAI」の出演・製作を経験し、災害情報発信の在り方を模索する中、講演依頼の増加に伴って、全ての人が災害を倒すためにできることに向き合う「災害バスターズプログラム」を立ち上げる。 生い立ちや赤裸々なプライベートはこちらを。 モテサク伝説@storys.jp

2件のコメント

  1. メールアドレスは、ブログ管理者だけ把握できるんですね。URLは、一般公開になります。

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