ここ一年のプレゼンの反省

[`evernote` not found]
LinkedIn にシェア
LINEで送る

今日は、昨日のエントリーで公開したプレゼンの中から、発表当日の音声録音を聞き返して話し方の反省。

内容はとても愛しているので公開しましたが、音声に関しては、下手くそなカラオケの録音を人様に公開しているようなものなので、実にかっこわるいのは自分でも分かっています。
しかし、ここまできたら開き直って如何にダメかの反省も公開してしまうことにします。
とても比較にならないのですが、100点満点の理想を「スティーブ・ジョブズによるiPhone発表のキーノート」において、現時点での到達点の客観視を試みます。

-口グセ

一番多いのが、

「で!、、、えー、、、」

これがメチャクチャ多いのは非常に気になるので、やめたいのだが、どうしても出てしまう。
練習量が多いときには若干減っているが、本当になんとかならんものか。

次に止めたいのが、いらない接続詞?の

「まあ、」

これは練習が多いときにはだいぶ減るが、サボるとすぐでる。

キリがないほどあるなあ。あとは、

「・・・をぉ↑、・・・はぁ↑(語尾が無駄に上がる)」
「あー、・・・・、おーーー、・・・・(説明の間に入る無駄な間延び声)」

など。

-冗長なセリフ

それ、さっき言ったよね、同じ文章じゃん、というのが練習が足りないときは相当ある。
強調するため、分かりやすくするために敢えて繰り返す、という意図ではなく、無意識に繰り返しているのは問題。

-セリフの一文が長い

文を区切らず、全部くっつけていってしまう箇所が多い。
間の取り方ができてないということか。
言葉のキレが余計悪くなってしまう。

-声の大きさ

冒頭の声の張りがない。

中盤に乗ってくると今度は一本調子になって、強弱・抑揚が使えていない。

今までラジオやテレビを何気なく見てても気付かなかったけど、改めて反省した上で周りを見渡すとこれほど酷い人は出演してませんね。当たり前か。しかし、「喋りのプロじゃないから仕方ない」の言い訳を使うとしてしても、もうちょいなんとかしたいものです。

それでも、一年前よりはだいぶマシになった気がします。
数年以上前なんて、思い出したくもないほどですが、当時は「結構練習してるし、上手い方だ」などと思っていました。

客観的に観測する、というのは、つくづく難しいことです。

motesaku
気象楽者 海洋研究開発機構 研究員 東京学芸大学教員養成課程 非常勤講師(地学実験・気象楽プログラム担当) 39歳 気象楽者。 2012年「梅雨前線の正体(東京堂出版,2015年現在3刷り)」を上梓し、気象学を童話的ストーリーで「文系だから・・・」と苦手意識を持つ人達にこそ伝え、楽しみ、共に考える取り組みを始める。 しかし、ただ親しみ、楽しむだけでは、天気・気象に「受け身」のまま、情報に振り回されてしまう人が多いことに気付き、「能動的」に天気と付き合い、向き合うための活動として、「サイエンスパフェ」を始める。 2013年「天気と気象についてわかっていることいないこと(ベレ出版)」を上梓し、気象学と日常生活を楽しみながら能動的に結びつけるための方法を提案する。 2014年4月「ニコニコ超会議・ニコニコ学会β」に登壇し、4万人の視聴者の前で「JAMSTEC・・・大丈夫か」と心配される。 NHK教育テレビ「学ぼうBOSAI」の出演・製作を経験し、災害情報発信の在り方を模索する中、講演依頼の増加に伴って、全ての人が災害を倒すためにできることに向き合う「災害バスターズプログラム」を立ち上げる。 生い立ちや赤裸々なプライベートはこちらを。 モテサク伝説@storys.jp

2件のコメント

  1. すばらしいです。同感です。
    僕は本番は録音しませんが、練習のときは必ず何回か録音して自分の声を聞いて、発表(しゃべり)の練習をしています。

  2. 発表のときのライブ録音もオススメですよ。練習のときより下手だけど、練習の時よりイイ、ということがたまにあります。そこに相手がいて、伝えようとする意志がより強く声に出るから、うまくいくときはそれが上手さを上回ります。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください