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今夜の読書は,川端裕人さんの「雲の王」



実は,川端裕人さんのことを知ったのは,
ツイッターで拙著について
呟いて下さったことがキッカケです.

梅雨前線の正体関連ツイート121009


なんて光栄なコメントをして下さる方なんだろう!!

と感激して,ブログを読ませて頂いたり,

他の本はどんなのがあるのかな・・・と

・・・

いやいやいやいや,

スゴイ方じゃないですか.

プロの小説家,っていうだけでも,

僕はかなりビビリましたけども,

銀河のワールドカップ

なんて漫画化・アニメ化されて,

おい,そーいやNHKで今やってるよね?

「銀河へキックオフ!」


えええええ,すげえ.


ってなったわけです.

いや,まあ,そんなわけで,
そりゃ気象に携わってたら,
この本くらい買うでしょ,
「雲の王」

という12月1日の夜更けなのです.

よし,BGMは,
大好きなBryan Adamsのあの曲.
「Cloud Number 9」


(9番目の雲,って,雲の記号で,Cb,
つまり積乱雲のことです)

あらすじは,こんな感じ.

気象台に勤務する美晴が、
行方知れずの兄からの手紙に導かれて、
ある郷を訪れる。


そこで出会った天気と深く関わり、
美晴の一族のことも知っているらしい郷の住人たち。


美晴たち一族には、不思議な能力があるらしい。

郷から戻った美晴は、ある研究プロジェクトに参加する……。


まだ,最初のちょっとだけですけど,
さすがですね.
プロです.当たり前だけど.

自分で書いた本も,
学術書ながら,
ストーリー性と対話性
を持たせたくて,
それなりにはやったつもりですが,
こうやってプロのストーリー,
言葉選びを改めてみると,

すごいなあ(ためいき・・・),

という感じです.

本書いてなかったら,
普通に読んで楽しめて,
終わってたんでしょうけど,
今回は,
なんかそういうプロの文章のの凄み,
みたいなのを噛み締めつつ,
読ませて頂こうと思います.

いや〜〜〜,

マジでこれは眠れないかも(・∀・)

motesaku
気象楽者 海洋研究開発機構 研究員 東京学芸大学教員養成課程 非常勤講師(地学実験・気象楽プログラム担当) 39歳 気象楽者。 2012年「梅雨前線の正体(東京堂出版,2015年現在3刷り)」を上梓し、気象学を童話的ストーリーで「文系だから・・・」と苦手意識を持つ人達にこそ伝え、楽しみ、共に考える取り組みを始める。 しかし、ただ親しみ、楽しむだけでは、天気・気象に「受け身」のまま、情報に振り回されてしまう人が多いことに気付き、「能動的」に天気と付き合い、向き合うための活動として、「サイエンスパフェ」を始める。 2013年「天気と気象についてわかっていることいないこと(ベレ出版)」を上梓し、気象学と日常生活を楽しみながら能動的に結びつけるための方法を提案する。 2014年4月「ニコニコ超会議・ニコニコ学会β」に登壇し、4万人の視聴者の前で「JAMSTEC・・・大丈夫か」と心配される。 NHK教育テレビ「学ぼうBOSAI」の出演・製作を経験し、災害情報発信の在り方を模索する中、講演依頼の増加に伴って、全ての人が災害を倒すためにできることに向き合う「災害バスターズプログラム」を立ち上げる。 生い立ちや赤裸々なプライベートはこちらを。 モテサク伝説@storys.jp

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