中学生から受けた直球質問

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越谷市立大袋中学校のキャリア教育

の一環として立ち上げられている

越谷市立大袋中Facebookページ

に参加させてもらっています.

職種ごとにカテゴリ分けされたグループに参加し,

その職種に興味のある中学生たちとFacebook上で対話する,

という素晴らしい先端的教育システムです.


そこでは,たくさんの中学生たちから,

素直で率直な質問が寄せられ,

僕は,彼ら彼女らに負けないように,

率直に正直に応えるようにしています.

今日は,参加後間もなくきた,

ど直球質問と僕の答えを紹介します.

聞いてもらって答えることで,

自分の本来の良さ,

仕事をやることの本当の意味,

なんかを改めて見つめ直すことができて,

ただのボランティアとかじゃなくて,

これは本当にお薦めです.

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質問:

「大袋中学校二年のIとSと申します。
この仕事で大変なこと、やりがいはありますか?」

モテサクの答え:

質問ありがとう(・∀・)

仕事のやりがいを簡単にまとめると,
・誰も知らない現象や法則を
見つけ出すための工夫すること

・そのためにたくさんの仲間たちとの協力すること
の2つです.

もう少し具体的に紹介しますね.

僕が一番大変だったのは,
海の上でできる雲を調べたくて,

船で出かけたときに
船酔いですご〜〜〜く気持ち悪くなったときです.


でも気持ち悪くても,
雲を測る機器を操作しないと研究できません.

泣きたかったです(ちょっと泣きました).

一番やりがいを感じたのは,
同じ船に乗って助けてくれた大学生,

船員さん,他の大学の先生達の活躍と,
雲と海を調べた結果を

本にまとめてたくさんの人に紹介できたことです.

https://www.facebook.com/BaiuFrontID

僕の大好きな仲間のことを,
本を読んでくれたみんなが,

「スゴイ仲間たちだね!」
と褒めてくれた時,
嬉しくて涙がでました.

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いや〜〜〜,

マジでキャリア教育で育ててもらってるのは,
むしろ僕の方です(・∀・)

motesaku
気象楽者 海洋研究開発機構 研究員 東京学芸大学教員養成課程 非常勤講師(地学実験・気象楽プログラム担当) 39歳 気象楽者。 2012年「梅雨前線の正体(東京堂出版,2015年現在3刷り)」を上梓し、気象学を童話的ストーリーで「文系だから・・・」と苦手意識を持つ人達にこそ伝え、楽しみ、共に考える取り組みを始める。 しかし、ただ親しみ、楽しむだけでは、天気・気象に「受け身」のまま、情報に振り回されてしまう人が多いことに気付き、「能動的」に天気と付き合い、向き合うための活動として、「サイエンスパフェ」を始める。 2013年「天気と気象についてわかっていることいないこと(ベレ出版)」を上梓し、気象学と日常生活を楽しみながら能動的に結びつけるための方法を提案する。 2014年4月「ニコニコ超会議・ニコニコ学会β」に登壇し、4万人の視聴者の前で「JAMSTEC・・・大丈夫か」と心配される。 NHK教育テレビ「学ぼうBOSAI」の出演・製作を経験し、災害情報発信の在り方を模索する中、講演依頼の増加に伴って、全ての人が災害を倒すためにできることに向き合う「災害バスターズプログラム」を立ち上げる。 生い立ちや赤裸々なプライベートはこちらを。 モテサク伝説@storys.jp

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