原発問題の大前提を観光のついでにちらっと考える方法

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原発問題の大前提を観光のついでにちらっと考える方法

クリックしてnakakushi-furukawa_kankogaku012_2015.pdfにアクセス

大前提とすべき客観的事実をぼくらはなかなか共有できずに、主義主張思想が先行し続けてしまうのは、ある程度仕方ないことだと思う。

そういうのに疲れて考えるのを止めてしまう人も正直多いと思う。事実と前提を共有しないまま否定し合うだけの議論に辟易とするのはある意味ただしいかもしれない。

客観的事実を示すべき公の情報公開が信頼を損なうようなことをした部分もある。

その傷ついた信頼の隙間から広がり続けるデマも多種多様になり、一つ一つ科学的に反証することは事実上無理だし、莫大なコストをそこに投じる意義もない。

モテサクも半ば科学の信頼回復と拡散し続けるデマに対して諦めの感情を抱いた事がある。

そういうとき現れるのは、決まってチカラの抜けた、コレでいーじゃん、みたいな実践。

原発問題の大前提を観光のついでにちらっと考える方法が、和歌山の観光学というところから現れるとはね。

こういうことろが、日本のスゴイところ。ほんとに素晴らしい。誰でも観光のついでにちらっと考えて積み上げれば、デマも必ず克服できるよ。

“様々な事情で直接的に労働力を提供できるわけではないも のの福島県各地に対して何らかの支援はしたい、という人は 少なくないのではなかろうか。そのような人も、例えば本稿のような計測を行って公開することで、情報提供という形で間接的 ではあるが支援が行えるのではなかろうか。その際に重要な のは、測定機器や測定方法を正確に記載することである。機 器の取り扱いが正しくても 9、機器によって何の物理量を計測 し何の値を推定しているのかが異なっていることもあり 10、それ らの情報が無ければ他の文献での値と厳密には比較できない ことも多く、注意が必要である。
本論文で示した結果はおおまかな傾向でしかないが、福島 県で暮らす方々あるいは福島県を去ることを選んだ方々の双方 を苦しめる根拠の無いデマや中傷誹謗を少しでも減らす一助 になれば、と願っている。”

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motesaku
気象楽者 海洋研究開発機構 研究員 東京学芸大学教員養成課程 非常勤講師(地学実験・気象楽プログラム担当) 39歳 気象楽者。 2012年「梅雨前線の正体(東京堂出版,2015年現在3刷り)」を上梓し、気象学を童話的ストーリーで「文系だから・・・」と苦手意識を持つ人達にこそ伝え、楽しみ、共に考える取り組みを始める。 しかし、ただ親しみ、楽しむだけでは、天気・気象に「受け身」のまま、情報に振り回されてしまう人が多いことに気付き、「能動的」に天気と付き合い、向き合うための活動として、「サイエンスパフェ」を始める。 2013年「天気と気象についてわかっていることいないこと(ベレ出版)」を上梓し、気象学と日常生活を楽しみながら能動的に結びつけるための方法を提案する。 2014年4月「ニコニコ超会議・ニコニコ学会β」に登壇し、4万人の視聴者の前で「JAMSTEC・・・大丈夫か」と心配される。 NHK教育テレビ「学ぼうBOSAI」の出演・製作を経験し、災害情報発信の在り方を模索する中、講演依頼の増加に伴って、全ての人が災害を倒すためにできることに向き合う「災害バスターズプログラム」を立ち上げる。 生い立ちや赤裸々なプライベートはこちらを。 モテサク伝説@storys.jp

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